【tera045の音楽&サブカル備忘録】

「tera045」が関わった音楽&サブカル(TVマンガ、特撮など)に関する興味、関心、活動などを記録していくブログです。

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魅惑のセブンの世界・・・ その24  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!


今回は、ウルトラ警備隊のムードメーカーにして牢名主こと、フルハシ隊員が主役のこの作品!



ウルトラセブン第24話「北へ還れ!」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)3月17日
制作第24話
脚本:市川森一
監督:満田かずほ
特殊技術:高野宏一




<あらすじ>


「フルハシ隊員は、母が病気との連絡を受け、彼の故郷、北海道に来た」(浦野光)

駅まで迎えに来た妹のマナと母の下へ向かう。
しかし、母が病気とはフルハシを呼び戻すためのウソだった。
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「あんなウルトラ警備隊なんか辞めて、早く帰ってきてくれるといいのにねぇ…」(マナ)
「ちぇっ…母さんまだそんなこといってんのか…」(フルハシ)


突然、クルマが動かなくなる。
「おかしいな…。マナ、ちょっと前見てくれないか」(フルハシ)
マナが降りると走り出すクルマ。
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「あ、兄さん、待ってよ、…兄さん!」(マナ)
「母さんによろしくな」(フルハシ)



「その頃、遥か北極上空をパトロール中だった地球防衛軍のジェット機に、信じられない異変が起こっていた」(浦野光)

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地球防衛軍のパトロール機が、民間の旅客機と正面衝突してしまったのである。

イラつくタケナカ参謀。
「地球防衛軍のパトロール機が、こともあろうに民間の旅客機と事故を起こすなんて、こんなとは初めてだ!キリヤマ隊長、この事故の調査、徹底的にやってくれ!」(タケナカ参謀)
「はっ!」(キリヤマ)



作戦室。電話のコール音。電話はフルハシ宛てだった。
「こちらフルハシ…。母さん!」(フルハシ)
「どうしても、お前に帰って来てもらいたくて。今、着いたんだよ」(母)

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「とにかく、今忙しいんだよ!後で…」(フルハシ)
面白がって任務交代を申し出る、ダン、ソガ、アマギ。
「ちょいと待った!…皆さん方の友情は、大変うれしいですけどねぇ…。仕事は仕事。俺の分を横取りされては困るんだなぁ…。アンヌ、お袋の方を頼んだよ」(フルハシ)


オートパイロットで北極に接近するフルハシ操縦のホーク3号。
氷に閉ざされた海を臨む岬の灯台。その上空を通過すると、突然計器に異常が…。
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自動操縦装置に異常あり。しかし他は正常のため、普通操縦に切り替えて、捜査を続けるフルハシ。


フルハシの母親と話すダン。
母親はフルハシを北海道に連れ戻しに来たと聞いてオロオロするダン、気まずい空気が流れる…。
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そこに、アンヌが戻ってきた。
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「すぐ基地へ帰って…。フルハシ隊員が大変なの」(アンヌ)
「でも、お母さんが…」(ダン)
「アタシに任せて…」(アンヌ)
「頼む!でも、こっちも大変だぞ…。フルハシ隊員を連れ戻しに来たんだって…」(ダン)



指令室に戻ったダン。
「ホーク3号が操縦不能になっている。ダン、すぐ追ってくれ。フルハシを脱出させる」(キリヤマ)
「ソガ、北極地方は絶対飛ばないように、各航空会社に連絡してくれ!」(キリヤマ)



作戦室、慌てるソガ。各地区に飛行中止を要請したはずなのに、北極地方に旅客機が飛んでいるのだ!
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突然、操縦不能になった旅客機のコクピット。
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機内では乗客たちがパニックを起こし始めている。



このままでは、フルハシのホーク3号と旅客機は正面衝突してしまう。
しかも旅客機には、300人の観光団が乗っているそうだ。
コンピュータの計算では、20分後に接触とのこと。
「フルハシ!旅客機が接近しているため、ホーク3号を自爆する。時限装置を360秒前にセットして、すぐに脱出するんだ!」(キリヤマ)
「自爆360秒前にセットして、脱出します」(フルハシ)

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「自爆装置セット完了。これより脱出します…」(フルハシ)
しかし、脱出装置は作動しない。
「隊長、脱出装置が故障です!」(フルハシ)
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「なに…!脱出できない?…」(キリヤマ)

自爆を中止しなければ、フルハシ隊員の命が危ない。しかし自爆を中止したところで、ホーク3号と旅客機は正面衝突する。せめてフルハシのホーク3号が自爆すれば、旅客機は助かる。
「自分の命を犠牲にして、300人の命を助ける。それが、ウルトラ警備隊の使命なんだ!」(キリヤマ)
つらく、厳しい選択の決断。

「アンヌ隊員。フルハシのお母さんを作戦室へ…。言われた通りにしてくれ。大至急だ」(キリヤマ)
「はい…」(アンヌ)



自爆装置作動までの残り時間は120秒余り。必死の脱出装置の起動を試みるフルハシ。しかし、装置は動かない。
東京で放ってきた母もことを思いだす…。
「母さん…」(フルハシ)
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もう母とは会えなくなってしまった…。


怪光線を放ち続ける灯台の中には宇宙人がいた。
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「また一機、地球防衛軍のパトロール機が近づいている」(カナン星人A)
「北極はいまや、我らカナン星人のものだということを思い知らせてやる」(カナン星人B)

怪光線で、航空機をリモートコントロールしているのだ。

灯台に近づいたホーク1号のダンは、怪電波によって通信が不能になる。
「この電波、怪しい…」(ダン)
怪電波の発信源を調べようと、灯台の近くに着陸したホーク1号。


作戦室に、フルハシの母を招き入れるキリヤマ隊長。
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「…こちら、シゲル…?」(フルハシ)
「シゲルかい?」(母)
「あ、母さん」(フルハシ)

もう会って話すことできないフルハシ母子に、別れの無線会話をさせるキリヤマ隊長。
「何してるんだい…お前?」(母)
「……パトロールさ…」(フルハシ)
「遠いのかい…?」(母)
「うん、遠いよ。北海道より遠いんだ。何しろ、北極まで来てるんだからね」(フルハシ)
「まあ、北極…。じゃあ、あたしの声も北極まで飛んでってんだねぇ」(母)
「ああそうだよ。北極まで来て、寒い寒いって、ふるえてらぁ…ハッハッハ…」(フルハシ)

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笑い会う、フルハシと母。そのうちにフルハシの頬をつたう一筋の涙…。
母さん、さようなら…。


灯台に接近したダンは、赤いカプセルを投じる。
爆発とともに出現するカプセル怪獣ウインダム

その時、灯台から怪光線が発せられた。
額のビームランプを直撃した怪光線…。
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ウインダムの動きが変わり、ダンの方へ向かい始める。
「ウインダム、どうしたんだ?」(ダン)
ダンの呼びかけには構わず、ビーム弾を発射する。
「しまった…。電子頭脳を狂わせたな…」(ダン)

やっとセブンに変身。ウインダムを正気に戻すように相手をする。
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追っかけっこです(笑)
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正気に戻ったウインダムは再び灯台に向かうが、またしても光線でやられてしまう。まったく何しに来たんだか…

灯台型宇宙船で逃げるカナン星人。しかしセブンのワイドショットであっけなくやられます(笑)。
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セブンによってカナン星人の灯台ロケットは破壊された。
同時に、操縦を取り戻したホーク3号。


ホーク3号と旅客機が正面衝突・・・!
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間一髪、衝突を回避する。
自爆タイマーを止める。
残り時間2.7秒!?
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民間機との衝突の前に、自爆するようにセットしたはずなのだが、なぜ衝突回避した後にタイマーを止めても間に合うのだ??



帰投したフルハシを笑顔で迎える隊員たち。作戦室を見渡すが、母がいない。
「お母さんは北海道に帰ったよ」(キリヤマ)
「そうですか。やれやれ、助かった…」(フルハシ)

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「フルハシ、早速でスマンが、パトロールに行ってくれ」(キリヤマ)
ちょっと、いたずらっぽい笑みを浮かべながら…。
「えー。お、おい、誰か…」(フルハシ)
勘弁してくれ、代わってくれよという素振り…。しかし隊員たちは「仕事は仕事(笑)」といって誰も代わってくれない。
「フルハシ、北海道上空をひとまわり。…頼むぞ!」(キリヤマ)
隊長たちの真意が伝わったようだ。
「はい!…」(フルハシ)
破顔一笑のフルハシ。


夕暮れの北海道上空。
「母さん、なぜ、黙って帰っちゃたんだ…」(フルハシ)
夕焼け空に母の顔が浮かぶ…。
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「シゲル、もういいんだよ。牧場のことは、シゲルには心配かけない。母さんはね、男が自分で選んだ仕事、それが一番いいって事が、分かったんですよ…。シゲルは、やっぱりウルトラ警備隊の隊員…」(母)

「フルハシより本部へ、北海道上空異常なし。夕焼けが、とってもきれいだ…。もうひとまわりして帰る」(フルハシ)

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笑顔で交信するフルハシシゲル。
ホーク3号は、夕陽の中を飛び去ってゆく。



<今週の宇宙人>
・オーロラ怪人:カナン星人

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・身長:1m80㎝
・体重:62㎏
・出身:氷の星、カナン星
・武器:オーロラ状の怪電波でなんでも操る
・特徴:女系宇宙人


<ロケ地>
・清里(冒頭、八ヶ岳をバックに走る小海線。北海道ではない)
・羽田空港(フルハシの母を迎えるダンとアンヌ)


<ゲスト出演者>
・フルハシの母親役:ベテラン女優の市川春代さん

・フルハシの妹役:山口奈々さん
山口さんは声優として活躍され、屈指の声優プロダクション「青二プロ」の立ち上げメンバーでもあるそうです。代表作には「タイガーマスク」「魔法使いサリー」「キャプテンハ-ロック」などがあります。

・カナン星人スーツアクター:矢野陽子さん(ホーク3号と衝突しそうになる旅客機キャビンアテンダントも)、松平有加さん、若山真樹さん(共に第20話のラリー女子学生役でも出演)の3人が扮しています。


<撮影秘話>
・セブン終了後、牢名主:石井伊吉は、親友、立川談志の強い勧めというか、半ば強引に「毒蝮三太夫」と改名させられます。そして、翌年の69年にスタートした、あるラジオ番組が、「毒蝮」というトンデモナイ名前を知らない人はいないほど有名にしたのです。その番組こそが毒蝮を「ババァのアイドル」として世に知らしめたTBSラジオ「ミュージックプレゼント」です。2017年の今でも続いている超長寿番組です。

・フルハシの母を出迎えたポインターは、羽田空港を走っています。この頃、航空機は一般化した乗り物として認知され始めましたが、それとともに旅客航空機事故も数多く起こりました。特に「ウルトラQ」「ウルトラマン」の放映があった66年は、民間航空史上最悪とも呼べる年で、国内だけでも5件の大事故が発生しています。そしてこの回の放送から3年後の71年7月30日、本エピソードのような民間機と戦闘機が衝突する事故が起きてしましました。いわゆる「雫石事件」です。千歳空港を離陸して羽田空港に向かって飛行していた全日空58便ボーイング727型機は、航空自衛隊松島基地に所属する訓練飛行中のF-86F支援戦闘機と、岩手県雫石町上空2万8千フィート(約8500m)で空中衝突し、両機とも墜落しました。全日空機の乗務員7名と乗客155名の計162名は全員死亡しました。しかし自衛隊機パイロットは衝突直前に脱出してパラシュートで降下、無事でした。

・セブンとウインダムの戦闘?シーン。新しい怪獣を作る予算がなかっために、既存のウインダムを使いまわしたとのことです。




以上、「魅惑のセブンの世界 その24」でした!


次回もお楽しみに!














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Posted on 2017/03/17 Fri. 19:00 [edit]

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