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【tera045の音楽&サブカル備忘録】

「tera045」が関わった音楽&サブカル(TVマンガ、特撮など)に関する興味、関心、活動などを記録していくブログです。

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科捜研の男達・・・その6  


毎度お馴染み、「科捜研の男達」のコーナーです!





「科捜研の男達」こと「怪奇大作戦」は、「ウルトラセブン」の放送終了後、新たな円谷プロ特撮作品として1968年9月15日から全26話放送されました。今からちょうど50年前、つまり今年は「怪奇大作戦」の放送50周年にあたる記念の年なんです!





今回は第五話のこのエピソードをお送りします!



怪奇大作戦 第6話「吸血地獄」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)10月20日
制作第6話
脚本:金城 哲夫
監督:円谷 一
特殊技術:的場 徹
本放送時視聴率:20.6%



<あらすじ>

オープンカーに乗って、ドライブする山本周作とニーナ。
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楽しそうな2人だったが、カーブを曲がった時、対向車線のトラックがこちらにはみ出してきており、事故になった。
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ニーナは死んでしまい、ニーナを養女にしていた朝倉の父は、葬式に来た周作を殴りつけ追い返す。
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「帰りたまえ・・・!」(父親)
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だが、その夜、雷鳴の轟く中、ニーナは起き上がった。
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その顔は青く、牙がとがり、「血…、血が」とつぶやく。

ニーナはそのまま外に出ると、パトロール中の警官を襲い、血を吸ってしまった。
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するとニーナの顔は元の美しい顔に戻っていた。
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←どう見ても同じ人じゃないだろ・・・(笑)


周作は生き返ったニーナと一緒に過ごしていた。
「ニーナ、心配することなんか何もないんだよ・・・いつまでも僕のそばにいておくれ」(周作)
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しかし、ニーナは・・・
「近寄らないで・・来てはダメ!」
再び青くひび割れた顔になったニーナは、血を欲しがる。
そして周作にどんなことがあっても捨てないでくれと懇願する。


ついに朝倉の養父が遺体で発見される。
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「これで8人目か・・・死因は?」(町田)
「やっぱり出血です。多量の血液が流出してます:(検死官)


SRIの的矢所長、牧がやってきた。
町田警部が朝倉の養母に事情を聞く。
「ニーナさんに会いたいんですが・・・」(町田)
しかし、養女のニーナは行方不明だと言う。
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「ニーナを連れ出したのは、きっとあの男です。主人を殺したのも・・・」(養母)
「あの男?」(町田)



牧は事件が48時間ごとに起こっていることに気づく。
「犯人は白血病の患者か?」(三沢)
「いや、正式なルートから血液がもらえない状況にあるのかもしれない・・・」(牧)
「あるいは吸血鬼の仕業とも考えられる・・・そう、現代の吸血鬼だ。つまり売血業者だ」(的矢)



別府の地獄谷で、2人の犠牲者が出た。
「これで2人目だ・・・全くの地獄だ・・・」(矢ヶ部刑事)
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「事件は東京から一足飛びに大分県の別府に移った。奇怪な他殺死体が発見され、本庁を通じて、捜査の困難を予想した大分県警は、本庁を通じてSRIに事件の究明を依頼してきたのである」(ナレーター)

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死因は東京の事件と同じく、体内の血液がほとんど吸い取られているためだそうだ。
牧と野村を事件現場である地獄谷につれてを見てきた大分県警。
すると、周作とニーナの2人が目に入る。
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牧は野村に後をつけさせた。
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一週間前、事件のあった前の晩から2人は別府に泊まっている。
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野村は2人の部屋の近くに、部屋を取ることに成功した。kaiki_no6_22.jpg

的矢が朝倉の家に知らせに行く。養母にニーナの無事を伝える。
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「今日はですね、ニーナさんのことについて色々お聞きしたいのですが・・・」(的矢)
「夫がポーランド大使館勤務の頃、養女として貰い受けたんです・・・孤児院の話では冬の寒い夜、産着だけを着せられれ、凍りついたようにして捨てられていたそうです。あの子はフェニックスのような、奇跡の子です・・・」(養母)


三沢は周作のことを調べてきた。
「名前は山本周作、私立大学の2年生、資産家の次男坊で父親は汚職問題で新聞を騒がせた山本周一郎。その事件以来、人間が変わってフーテンの仲間に入り、メチャメチャな生活をおくっていたようだ・・・」(三沢)
「ニーナと知り合ったのも、その頃なんだな・・・よし、わかった。」(牧)


その頃、ニーナの顔は醜く変貌し、周作を呼び求めた。
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血を求めて部屋の外に出ようとするニーナに・・・
「わかったよニーナ、僕に任せるんだ、いいね?」(周作)

部屋を探ろうとしていた野村を背後から殴りつけた周作。
気絶した野村は周作に物陰に連れ込まれ、ニーナが迫る。
「ぎゃ〜〜〜!!」(野村)
気が付いた野村が奇声を発した。再度殴りつけ気絶する野村。

その時、野村を呼んでいる牧の声が聞こえる。
まずいと思った周作とニーナは、逃げていく。
野村に気づいた牧は、野村を起こす。
「牧さん!見ましたよ!・・・吸血鬼です!ドラキュラそっくりの・・・」(野村)
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「・・・きっと吸血鬼の末裔なんですよ・・・今まで潜伏していた吸血鬼の血が、交通事故のショックで蘇り、表面化したのかもしれないんですよ!」(野村)
「今度の事件は、確かに不可解な事だらけだが、あくまでも科学的な推断で行動しなければならん・・・SRIは警察じゃないんだ・・・48時間ごとか・・・犯人は血を求めてる。きっとまたやる!」(牧)



再度ニーナの部屋を見張りに行く野村。
仲居がやってきたが、野村は何かあったら大声を出すように注意する。
しかし、部屋には誰もいなかった。

黙って他人の部屋に入らないでくださいと言う仲居を抑えて、野村はニーナの部屋に入る。
置き手紙を見た野村。「しまった!逃げられた!!」(野村)
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ニーナと周作は一足早く、エレベーターで逃げていた。

エレベーターの中で、ニーナはもがき、ドアが開いた瞬間、待っていた2人の客に迫る。
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「出た〜〜〜!!」(客)
客は恐怖の余り、気絶する。

逃げられた!と叫ぶ野村。
牧は気絶していた客から、金髪の怪物がいたことを聞いた。
「血に飢えた吸血鬼だ、被害者が必ず出る!大分県警に非常警戒を頼んでくれ。俺は本部に連絡する」(牧)


ニーナの部屋に戻った牧は、周作の書き置きを見た。
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”私はニーナを愛し続けました。血に飢えた彼女に血を与え続けたのは、私の変わらぬ愛の証だったのです。しかし、ニーナをこれ以上生かすことは、犠牲者を増やすことになる。私はこれまでの罪を自ら償うために、このホテルを出ます。どうぞ、私とニーナを追わないでください。私たちは二人だけの静かな世界へ旅立つのですから・・・”(周作)

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的矢所長が、養母を連れて大分にやってきた。
牧から事情を聞いた的矢は、養母に夫を殺したのは周作ではなく、ニーナだと告げた。

大分県警の刑事がやってきた
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「わかりました、二人の居所が・・・今朝早く、漁師の船で高島にわたっちょります・・・無人島じゃ・・・こっから約1時間・・・」(矢ヶ部刑事)
養母はそこに連れて行ってくれと頼む。


SRIと警察が着いた時、周作は自分の腕をニーナに噛ませ、血を与えていた。
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「周作くん、離れるんだ!」(牧)
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牧が叫ぶが、周作は首を横に振った。

養母が警官のピストルを手に取り、周作に向ける。
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「何をなさるんです!」(的矢)
←素人に勝手に取られるんじゃないよ(笑)

的矢がそう叫んだ時、周作はニーナと共に崖から飛び降りた。
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「ああっ!」(養母)

砂浜に横たわる2人。
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やがて、ニーナの顔が元の美しい顔に戻る。
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泣き崩れる養母。
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「謎の死後復活、そして、ニーナはドラキュラ家の末裔だったのかどうか?怪奇に包まれたまま、事件は幕を閉じた・・・」(ナレーション)



<登場するガジェット>
・特になし

<ロケ地>
・ホテル白雲山荘(跡地):ニーナと周作が泊まった別府市の観海寺温泉にあったホテル
・別府観光港:フェリーの港
・旧大分空港(跡地):大分空港は昭和46年に大分県大分市大津町から大分県国東市へ移転。現在、その場所は大洲総合運動公園となっています。
・金龍地獄:パトカーが駆けつける事件現場は大分県別府市の観光コース「別府地獄めぐり」の一つ、金龍地獄です。



<ゲスト出演者>

山本周作(中山克己さん)
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劇団俳優座養成所13期生。『ウルトラマンA』に梶研究員役で出演。養成所時代の同期には石立鉄男、細川俊之、横内正らがいたそうです。

ニーナ朝倉(ローラ・マンさん)
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吸血鬼(飯田テル子さん)
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矢ヶ部刑事(宮川洋一さん)
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「ウルトラセブン」のマナベ参謀役でお馴染み。「特別機動捜査隊」では刑事他色々な役で出演されていたそうです。

朝倉慎一郎(斉藤英雄さん)
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朝倉佐和子(徳大寺君枝さん)
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<私的感想およびツッコミどころ(笑)>
・ニーナは養父がポーランド大使館勤務の頃、貰い受けた養女で、交通事故のショックで吸血鬼として蘇った・・・というのが基本設定。また、牧が「あくまでも科学的な推断で行動しなければならん・・・48時間ごとか・・・犯人は血を求めてる。きっとまたやる!」というセリフもありますが、ニーナが本当に吸血鬼の末裔なのかどうか、科学的な解明や説明は一切ないです(そもそも吸血鬼のモデルとなったドラキュラはルーマニアです・・・)

・ニーナの恋人である周作の設定も妙です。父親の汚職により不良の仲間に入り、自暴自棄の生活を送っていたが、ニーナと知り合い、愛するニーナのために殺人(ニーナに血を与える為)にも手を貸す・・・という設定が一般的かと思いますが、ややこしくしているのがドラッグ依存症(ジャンキー)であるという設定。おそらくフーテンであるということを説明するためだと思いますが、血が欲しくて苦しんでいるニーナと、ドラッグが欲しくてラリってる周作がなんか同じキャラになっていて、あろうことかニーナは周作のドラッグを隠したりしてるくせに、自分は血を吸いにフラフラ彷徨ってたりしていて・・・・(笑)

・また、東京に住んでいるのになぜか九州の大分に舞台を移します。ニーナも周作も特に大分出身という説明はないです。これはおそらく、この後の作品で九州の阿蘇が舞台になる回があり、九州ロケの予算の都合上、大分も回って撮影した・・・ということなんでしょうね(笑)「吸血地獄」というタイトルが、別府市の観光コース「別府地獄めぐり」とも繋がる、ということもあったんでしょうね。。。





以上、「科捜研の男達・・・」のコーナーでした!




次回もお楽しみに!



(C)円谷プロダクション


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Posted on 2018/10/20 Sat. 19:00 [edit]

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コメント

そうか

この後の作品で九州の阿蘇が舞台になる回があり、九州ロケの予算の都合上、大分も回って撮影した・・・
「光る通り魔」との絡みでそういう事情もあったんだろうな・・・・
この回もホテルとのタイアップだし。

ヘロヘロ #oinxtzb2 | URL | 2019/05/13 12:09 * edit *

Re: そうか

またまたコメントありがとう!
今回はマナベ参謀役でお馴染みの宮川洋一さんがゲスト出演されてますね。


> この後の作品で九州の阿蘇が舞台になる回があり、九州ロケの予算の都合上、大分も回って撮影した・・・
> 「光る通り魔」との絡みでそういう事情もあったんだろうな・・・・
> この回もホテルとのタイアップだし。

tera045 #- | URL | 2019/05/13 17:21 * edit *
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