FC2ブログ

【tera045の音楽&サブカル備忘録】

「tera045」が関わった音楽&サブカル(TVマンガ、特撮など)に関する興味、関心、活動などを記録していくブログです。

0728

魅惑のセブンの世界・・・ その43(前半)  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




「セブン怪獣の出ない3部作」の3本目。帰ってきた「実相寺昭雄監督」!!





ウルトラセブン第43話「第四惑星の悪夢」

seven_no43_01.jpg

seven_no43_02.jpg


<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)7月28日
制作話数:第43話
脚本:川崎高・上原正三
監督:実相寺昭雄
特殊技術:高野宏一



またまた私の大好きな作品です!


なので、解説はいつもより長くなるため、まず前半をお届けします!





<あらすじ(前半)>

「地球防衛軍は、長距離用宇宙ロケットスコーピオン号を完成させた。テスト飛行に成功すれば、太陽系をはるか、銀河系のどの星へも自由に行けるようになるだろう」(浦野光)
seven_no43_03.jpg

そのスコーピオン号のテストパイロットは、ダンとソガの二人である。
しかし、いつになく神妙な面持ちのソガ。

「蠍座、冥王星、火星と重なったときには、死神の座といって、何か災難が起こるものだ…しかも、今度の宇宙ロケットは、スコーピオン…、つまり、サソリだというのも気にかかる…」(ソガ)
「バカァ!スコーピオン号は、科学の粋をこらしてつくられた、宇宙ロケットなんだ!お前の星占いとは関係ないよぉ!」(フルハシ)
「占星術を馬鹿にしちゃあイカンよ…。潮の満ち干が月と関係があるように、万物はすべからく天体の動きに影響をされながら生きているんだ…。科学万能の時代になればなるほど、我々は宇宙の神秘と向き合ってみる必要が、あるんじゃないのか?」(ソガ)

seven_no43_05.jpg
そこに、まあまあといった感じで・・・
「いいか、スコーピオン号は君たちが操縦するわけじゃない…。すべて計器がやってのける。航路からロケットの状態まで、すべて計器がはじき出し、地上に送ってくる…。我々はそのデータを見ながら、地上から操縦するって仕組みだ。まあ極端に言えば、君たちは終始眠っていていいわけだ」(キリヤマ)


ソガの心配もよそに、スコーピオン号のテスト飛行が始まった。
seven_no43_06.jpg
「スコーピオン号、大気圏脱出。予定のコースに乗りました。各計器異常なし。ロケットエンジン全開…」(ダン)
「これより、計器航行に移る。切り替えてくれ」(キリヤマ)
「了解…、計器航行に切り替えました」(ダン)
「よし、ご苦労…。では、これから睡眠テストに移る。あとは一切、電子計算機に任せろ。安心してぐっすり眠るんだ…」(キリヤマ)

眠りにつく、ダンとソガ。

自動航行中のスコーピオン号。しかし、様子がおかしい。。。
seven_no43_07.jpg
「コースを外れているじゃないか、どうしたんだ!」(キリヤマ)
「はっ…いや、それが勝手に外れていくんです」(アマギ)
「軌道制御装置は?」(キリヤマ)
「正常です。電子計算機に誤りがあるとも思えません」(アマギ)
「じゃあ、ロケットの故障か?…すぐ、ダンとソガに連絡するんだ」(キリヤマ)
「ダメです!…あと20日間、あの二人は、目を覚まさないようになっています」(アマギ)


心配そうに集まる、フルハシとアンヌ…。
seven_no43_08.jpg
アンヌの独り言…。
「今ごろ、夢を見ているわ…。…きっと!」(アンヌ)



20日後、目覚めた二人。
小鳥がさえずり、爽やかな朝のようだ。
seven_no43_09.jpg

「あれから、30日が経過している…」(ダン)
seven_no43_10.jpg
←日付が「2000年8月30日」!約17年前ですね。当時は「2001年宇宙の旅」というSF映画がヒットしてました。2000年頃には宇宙旅行ができる時代になっているというイメージだったんでしょうね。

「ずいぶん寝たな…。どこだい、ここは?」(ソガ)
「わかりません・・・こちらスコーピオン号、本部応答願います。応答願います…」(ダン)
「なあに、今に迎えに来てくれるさぁ…」(ソガ)

←災難が起こると言ってた割りに、呑気なソガ。1ヵ月も寝ていたから、忘れちゃったのかな(笑)。

その頃、作戦室。1か月たっても行方が分からない。
seven_no43_11.jpg
「まったく手がかりなしです」(フルハシ)
「宇宙前衛基地も、なんら無電をキャッチしてないそうです…」(アマギ)

アンヌが思わず、つぶやく…。
「…遭難…?」(アンヌ)
「決め付けるのは早い…。覚醒タイムスイッチが遅れて、寝過しているのかも知れんしな…」(キリヤマ)

←1か月も手掛かりなしでは立派な「遭難」でしょう・・・いや、事故ですな・・・


平和島(東京都大田区)。
造成中の埋め立て地…、水溜まりだらけの荒れた土地…。
seven_no43_12.jpg

昭和39年9月に開通した「東京モノレール」が写ってます。
seven_no43_13.jpg

ガソリンスタンドがあった。
「なぁ~んだ、やっぱり日本じゃないか…」(ソガ)
「…本当だ」(ダン)

seven_no43_14.jpg
←本当だ。カタカナで「ガソリン」って書いてある・・・

近くに男がいた。声をかける二人。
しかし、そそくさと、避けるようにいなくなる男。


探索を続けるダンとソガ。
すると、広場に赤電話があった。
他に何もない所に、ただポツンと、である。
seven_no43_15.jpg
←シュールな絵だ。。。


本部に電話するダン。しかし・・・
seven_no43_16.jpg
「只今の電話番号は廃番になりました。おかけ直しください…」(電電公社)

初老の女がいた。声をかけるダン。
やはり、そそくさと、避けるようにいなくなる女…。

自転車に乗っている少年…。
seven_no43_17.jpg

疾走するダンプカーが接近する…。
seven_no43_18.jpg
←またこのタイプのダンプカーですね・・・

ダンプカーに引っ掛けられ、転倒する少年。
「坊や、しっかりしろ。なんて酷えクルマだ!」(ソガ)
「ありがとう・・・・オジさんたちどこから来たの?」(少年)
「地球防衛軍さ。富士山の麓…」(ソガ)

胸のTDFマークを指差しながら、
「坊や…、このマーク、知らないの…?」(ソガ)
首を横に振る、少年。
seven_no43_19.jpg
「坊や、ここはいったいどこなんだ。日本のどの辺り…」(ソガ)
「ニッポン…?」(少年)

そこに、ジープが走ってきて、止まった。
軍服姿の男が降りる。
seven_no43_20.jpg
「トラックにはねられたんですよ。悪質運転だ!」(ソガ)
「確かにクルマが悪かった。手配して逮捕すべきです」(ダン)


軍服男に詰め寄る、ダンとソガ。しかし・・・
seven_no43_21.jpg
「警察にそんな暇はない!人間がよければ事故は起こらずに済んだ。車はよけようにもよける場所がない!「したがって、事故を起こした人間が悪い!」(軍服男)
「ええっ!」(ソガ)


その時、少年が叫ぶ。
「逃げて!早く!」(少年)
seven_no43_22.jpg
「逃げる?」(ソガ)
「ここは・・・」(少年)

と言いかけた少年を、鞭で打つ軍服男。
バシッ!
「アッ・・・!」(少年)
「何をするんだ!子供じゃないか!」(ダン)
「お前たちを逮捕する!」(軍服男)

seven_no43_23.jpg

大きなビルに連行され、内部を軍服男に案内される、ダンとソガ。
seven_no43_24.jpg

「我が国の誇る、総合センターだ。司法、立法、行政。その他、学校、病院、新聞、テレビ。一切の機関が、一箇所に総括されている」(軍服男)
←逮捕者にご丁寧にも施設の説明をする軍服男。

軍服男が示した先には、テレビスタジオがあった。
機関銃が連射する、バタバタと倒れる人々…。
ドラマの収録中なのであろう…。
「見ろよ、やっぱり日本だよ」(ソガ)

無言で、口を動かす軍服男…。その度に、コカッ、コロッ…というあの耳障りな音がする。
ガムを噛んでいるのか、口中で何かを転がしているのか…いずれにせよ耳障りな音だ…。

「…このオヤジ、少しおかしいんじゃないのか?」(ソガ)
地球だと思って疑わないソガ。


長官室。
「長官に、逮捕してきたと伝えてくれ」(軍服男)
「はい…」(アリー)

長官室に招かれた、ダンとソガ。
「遠路はるばるようこそ…」(長官)
seven_no43_25.jpg
←これもまた、遠近法を用いたシュールな映像だ・・・

「お前たちのロケットを誘導して、この惑星に着陸させたのは、我が第四惑星の優れた科学技術だ」(長官)
「第四惑星?」(ソガ)
「ここは、地球から約120万億キロは離れた、第四惑星だ」(長官)

そういうと、おもむろに目の辺りの皮膚をはずす。
seven_no43_27.jpg
そこにはなんと、機械があった…。

「この惑星も昔は人間が支配していたのだ。ワシの記憶装置によると、…え~えっと…、あれは二千年も前のことだ…」(長官)
話をしながら、秘書のアリーに後頭部を開けさせる。
なんと、開いた頭蓋も機械が詰まっていた。
seven_no43_28.jpg

そして、その機械に、油をささせている…。
seven_no43_29.jpg

目の前の光景が、とても信じられない様子のソガ…。
seven_no43_30.jpg

「人間は、我々ロボットを生み出したからというもの、すっかりナマケ者になってしまって、つまり、やることがなくなったわけさ。…そのうち、ロボットに取って代わられたいうわけだ…」(長官)
話が終わると、目の辺りのカバーを元に戻す。

秘書のアリーがコーヒーを入れる。一口、飲む。
seven_no43_32.jpg

「ぬるい!砂糖が多い!」(長官)
アリーに平手打ちを食らわすロボット長官。
「すいません。データ通りにやったんですけど、以後気を付けます」(アリー)
seven_no43_33.jpg

「どうも人間は、物覚えが悪くてイカン。コーヒーの味が、毎日違うんだからな」(長官)
呆れ顔のロボット長官。
seven_no43_34.jpg
←これもシュールなセリフですよね。ロボットだからコーヒーなんか飲まないはずなのに・・・

長官室を出る一行。
その時、アリーがダンにメモをそっと渡した。
「あなたたちも殺される。地球が危ない」
seven_no43_35.jpg
(地球が危ない…。どういう意味だろうか…?)(ダン)
ソガにメモを見せるダン。
「おい、ここ精神病院かなんかじゃねえのか…」(ソガ)
←現在では、とても言えないセリフです。

コッソリとビデオシーバーで・・・
「こちらソガ、本部応答願います。本部応願います。。。」(ソガ)
seven_no43_36.jpg
しかし、軍服男に見つかり・・・
「おい!何やってる!」(軍服男)
←怒られるソガ・・・


二人は体育館のような場所に案内された。
数人の人間が、横一列に並んでいる…。
彼らに向かって、軍隊らしき男たちの一斉射撃。
seven_no43_37.jpg
「あれは?」(ソガ)
「人間どもの死刑だ」(長官)
「あの死刑囚たちは、どんな罪です?」(ソガ)
「人間もロボットらしく生きるべきだ、と主張する連中でね…。A級の政治犯だ」(長官)
「……」(ダン、ソガ)








・・・・後半へ続く。

(C)円谷プロダクション





スポンサーサイト



Posted on 2017/07/28 Fri. 19:00 [edit]

CM: 2
TB: 0

« 魅惑のセブンの世界・・・ その43(後半)  |  Kenrocks Nite - Ver. 2_2017年7月27日【ON AIR LIST】 »

コメント

恐ろしい惑星

実相寺監督のウルトラセブン4作品の内,今回も考えさせられます(・_・) このエピソードも実相寺監督の作品としてお気に入りのお話です(^^) 日本と変わらないと思えばそこは地球ですらない第四惑星! ヒューマノイドロボット,アンドロイドが人間を支配して奴隷としてこき使っている信じられない世界(・・) 当時は近未来に予想された事態  そしてウルトラ警備隊の皆さん,一ヶ月は遭難でははなくとんでもない事態でしょう(>_<) 精神病院・・これも聞かない単語ですね 現実に起きればどんな事になるか・・人間が招いてしまった事なんでしょうか 

masa #- | URL | 2017/11/04 21:53 * edit *

Re: 恐ろしい惑星

masa様、コメントありがとうございます!
実相寺監督の作品は外れがないですよね・・・そう思うと第12話は復活してほしいです。。。

> 実相寺監督のウルトラセブン4作品の内,今回も考えさせられます(・_・) このエピソードも実相寺監督の作品としてお気に入りのお話です(^^) 日本と変わらないと思えばそこは地球ですらない第四惑星! ヒューマノイドロボット,アンドロイドが人間を支配して奴隷としてこき使っている信じられない世界(・・) 当時は近未来に予想された事態  そしてウルトラ警備隊の皆さん,一ヶ月は遭難でははなくとんでもない事態でしょう(>_<) 精神病院・・これも聞かない単語ですね 現実に起きればどんな事になるか・・人間が招いてしまった事なんでしょうか 

tera045 #- | URL | 2017/11/07 18:28 * edit *
コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→http://tera04569.blog.fc2.com/tb.php/1189-59f62214
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも一覧

▲Page top