【tera045の音楽&サブカル備忘録】

「tera045」が関わった音楽&サブカル(TVマンガ、特撮など)に関する興味、関心、活動などを記録していくブログです。

0714

魅惑のセブンの世界・・・ その41  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




セブンが殺されてしまうかもしれない、絶対絶命の前回と比べて、なんとも平和な、のんびりしたこの回・・・





ウルトラセブン第41話「水中からの挑戦」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)7月14日
制作第42話
脚本:若槻文三
監督:満田かずほ
特殊技術:高野宏一



<あらすじ>

うす暗いイシュウ湖に釣り人が二人。
ウキが、揺れた…。その時、水面に異形の生物が浮かび上がる…。
「ウワアァァァァァァ!」(釣り人)
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←ご存じ、大村千吉さまである・・・相変わらずの顔面破壊力(笑)

逃げる二人の釣り人。迫りくる異形の怪人。
「河童だぁぁぁ!」(大村千吉)



河童が出る!との噂を聞きつけてイシュウ湖にやって来た4人の男女。
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日本カッパ倶楽部の面々である。ベレー帽が漫画家のカワナカ、紅一点は女カメラマンのフジシマ、マヌケっぽい歯抜けが料理店「河童」主人のタケムラ。そして伊達男のSF作家である(この人だけ作中で名前が出ないので伊達男呼ばわりです・・・)。

その伊達男が大村千吉さまを連れてきた。
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「この人、カッパ見たんだってっさ…」(伊達男)
「え~、やっぱり」(漫画家)


千吉の話を聞いて、河童がいることを確信するカッパ倶楽部の面々。


夜のイシュウ湖。カッパ倶楽部のテントでは・・・
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「ムードとしては、そろそろ出そうだな」(伊達男)
「ボチボチ、出かけるか…」(漫画家)

カッパ捜索に出かけるカッパ倶楽部。

カッパ倶楽部が見張っていると、水際に上がって来る影がある。
意を決して、二匹のカッパを捕獲する。
「何をするんだ!」「やめろ!」
カッパがしゃべった…!?いや、それはフルハシとダンだった。
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「カッパじゃないのかぁ?」(料理屋)
「俺たちはウルトラ警備隊の隊員だ!」(フルハシ)
「あんたたち、あんまりウロウロしない方がいいですよぉ」(ダン)




「この頃すでにウルトラ警備隊は、イシュウ湖の異変をキャッチしていた。そして密かに、湖の調査を始めていたのである」(浦野光)



「ウルトラ警備隊が出動しているところをみると、この湖になんかあるんだな…」(伊達男)
「カッパだよ」(漫画家)
「まだ言ってやがる。カッパなんて、この世にいるわけないだろう?昔からみんなが、カッパだ、カッパだって言ってんのは、ホントは宇宙人なのさ。甲羅がボンベで、口が尖っているのはマスク…」(伊達男)


森の中をカッパが駆け抜ける。
「ごくろうさん!」(料理屋)
「誰?今の…」(女カメラマン)
「ウルトラ警備隊だよ…」(料理屋)


しかし、彼らの周りにやたらと影が見え隠れする。
「ねぇ…、今の、ウルトラ警備隊…?」(女カメラマン)
「さぁ…」(漫画家)

「あっ、誰かいるわ!」(女カメラマン)

とっさにカメラを向けてシャッターを切る女カメラマン。
フラッシュの光に、浮き上がったのは、まさしくカッパだった…。
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野営中のウルトラ警備隊。
人の気配を感じて、野営地の周囲を捜索したダンは、死体を発見した。
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料理屋「河童」の主人タケムラが犠牲者となったのだ。

カッパ倶楽部の面々がやってきた。
「見て下さい、頚動脈を切られてるんです」(ダン)
「タケムラさん!」(女カメラマン)

その時、森の奥に、怪しい人影が…。
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「待てぇ~」(警備隊)
全員で追いかけるウルトラ警備隊。
←一般人を、しかも死体までほっといていいのか・・・


作戦室では、イシュウ湖の状況をソガから聞くキリヤマ隊長。

イシュウ湖に未確認飛行物体が落下したのを観測した頃からイシュウ湖にカッパが出るという噂が広まった事、犯人は追いつめられると、湖へ飛び込む事、湖には、魚が一匹もいなくなったという事など。

しかし、相変わらず、警察の仕事には興味を示さないキリヤマ隊長。
「う~ん、とにかく湖を徹底的に調査させよう」(キリヤマ)
しようがないなぁ…、という感じ。


ボート2班に分かれて、潜って水中の調査。
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ダンは潜って、水中を調査する。

突然、ダンが水面へ浮上した。
「アンヌ、ボートを岸に返すんだ!早く!」(ダン)
「ダン!」(アンヌ)
「うわあぁぁぁ!」(ダン)

水中に引きこまれるダン。

湖面から霧のような気体が立ち込める。
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あっという間に、気体に囲まれるアンヌ…。

ダンは水中で錘のようなものを付けられて、気絶している。。。
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ボート上のフルハシとアマギ。本部に連絡。
「ダンとアンヌが行方不明です。すぐこっちに来てください。お願いします」(フルハシ)
「了解。ソガ、行くぞ!」(キリヤマ)



イシュウ湖上空に飛来したホーク3号。
いきなり水中からのミサイル攻撃を受ける。
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水中に潜むテペト星人の宇宙船。
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突如、湖面が盛り上がる。
「見ろ!宇宙船が浮かび上がってくるのかも…」(キリヤマ)
しかし、浮かび上がってきたのは、巨大なタマゴだった。
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タマゴが割れて、中からカッパ怪獣テペトが現われた。
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水中で捕われていたダンは、水面の衝撃で意識を取り戻した。
すかさずセブンに変身。カッパ怪獣テペトへと立ち向かう。
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カッパ怪獣テペトは、皿ビームや、なんちゃって降参で、セブンを翻弄する。
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しかし、所詮、カッパはカッパ・・・セブンの敵ではなかった。
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決まり手:アイ・スラッガー、水中へ手投げ。カッパ2枚おろし


テペトの敗北を知って逃げ出すテペト星人。
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しかし、ホーク3号の怒涛の攻撃。ついに宇宙船撃破!


「キリヤマだ。みんな無事か?」(キリヤマ)
「フルハシ、アマギ、それにカッパ倶楽部の人たちは無事です。ただ、ダンとアンヌが…」(フルハシ)



そうなんです、アンヌはまだボート上で気絶したまま。。。
そのボートに水中から手が伸びる…。
敵の生き残りか…、アンヌが危ない…!?


次の瞬間、水面を疾走するボート。
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何のことはない、あの手はダンだったのです。
ダンとアンヌがツーショットでボートに乗っている。
心配するフルハシたちをよそに、二人は仲良くボートの上。
口笛を吹いて楽しげなダン(笑)。


引き上げる日本カッパ倶楽部の3人。
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「やっぱりカッパなんかいないんだよ。昔からカッパだ、カッパだって呼んでいたのは、あのとおり宇宙人だったんだな…」(伊達男)
「ええ、そうかもしれないわね…」(女カメラマン)
「俺たちが見たのは正真正銘の宇宙人だ。カッパじゃない。カッパは他にいるんだ、他に!」(漫画家)
「ええ、そうかもしれないわね…」(女カメラマン)


←あの~、人ひとりが死んだんだよね…。君たちの仲間が…。


車中で揺れるマスコットのカッパ君。。。
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・・・おしまい。






<今週の怪獣>
・カッパ怪獣:テペト

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・身長:38m
・体重:8万t
・出身:テペト星
※怪獣デザインコンクール金賞受賞

・水棲怪人:テペト星人
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・身長:1m70㎝
・体重:70㎏
・出身:テペト星


<ロケ地>
・津久井湖(三井大橋、釣り、キャンプ)
・一碧湖(ボート、捜索)
・砧緑地(夜間シーン、警備隊野営地)


<ゲスト出演者>
・漫画家のカワナカ:上田忠好さん
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俳優座養成所第7期生で、「ウルトラQ」「マイティジャック」などにも顔を出し、ドロシー・アンダーソン役のリンダ・ハーディスティ嬢が好きだといった映画「日本のいちばん長い日」にも出演されています。

・料理屋「河童」の主人タケムラ:梅津栄さん
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当時は東宝の俳優さんで、「ウルトラマン」「ミラーマン」などの円谷作品をはじめ、「太陽にほえろ!」「俺たちは天使だ!」などの多数の作品で名脇役として画面を飾りました。中でも特に、「必殺」シリーズのオカマの玉助はハマリ役で、主水の上役、田中様を追っかけ回して笑いを誘いました。

・SF作家の伊達男(wikiでは角谷という役名とのこと):田浦正己さん
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俳優座養成所第4期生だそうです。

・女カメラマンのフジシマ女史:宮川和子さん
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女優、モデル、松竹音楽舞踊学校卒。夫はなんと『柔道一直線』でお馴染み、高松英郎さん

・イシュウ湖の釣人:大村千吉さま
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東宝の誇る「泥酔俳優」、大村千吉さま。第2話「緑の恐怖」で恐怖のヨッパライを演じ、今回は2回目の登板です。



<撮影秘話>
・緊張感溢れる前回から一転して、なんともほのぼのとしたというか、第6話「ダークゾーン」や第26話「超兵器R1号」と同じ脚本家(若槻文三氏)とは思えないストーリーの稚拙さです。実は、大人の事情がありまして・・・・いわゆる「視聴率対策」です。

高視聴率を期待されて放映の始まった「ウルトラセブン」でしたが、ハードなSF設定が難しかったのか、ストーリーが難解だったのかハッキリしませんが、前作「ウルトラマン」ほどの高視聴率(なんと最高41.8%!)には、到達できませんでした。それでも20%台の後半から30%近い視聴率は保っていたのです。当初3クール(39本)の予定でしたが、視聴率に支えられて、1968年春に放映延長分10本が決定しました。

しかし、テーマ性重視にシフトし始めた第3クール(第26~37話)の作品群に、主な視聴層の子供たちはついていけなくなってきていたのです(第3クールはドラマ的には秀作揃いにもかかわらず、視聴率的には20%を維持することがやっと、という状態に陥りました)。

こうして番組強化策として考え出されたのが、「怪獣デザインの公募」や「時節にあったタイムリーな内容」の娯楽作品の採用ということだったのです。今回のテペトと次回のガイロスは、ともに公募したデザインから作られました。

この傾向は、第44話「恐怖の超猿人」や第46話「ダン対セブンの決闘」にも見られたのでした。









以上、「魅惑のセブンの世界 その41」でした!




次回もお楽しみに!





(C)円谷プロダクション






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Posted on 2017/07/14 Fri. 19:00 [edit]

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