【tera045の音楽&サブカル備忘録】

「tera045」が関わった音楽&サブカル(TVマンガ、特撮など)に関する興味、関心、活動などを記録していくブログです。

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魅惑のセブンの世界・・・ その49【最終回】  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




約1年に渡ってお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」、ついにセブンが地球を去る日がやって来ました・・・

今なお伝説として語り継がれる、感動の最終話です!




ウルトラセブン第49話「史上最大の侵略(後編)」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)9月8日
制作話数:第49話
脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術:高野宏一



<あらすじ>

苦しんでいたダンのうめき声が、止まった…。
「…大丈夫。峠は越したようだわ」(アンヌ)

ダンの生命の無事を確認したキリヤマ隊長は、看護をアンヌに任せ、フルハシとソガを促がして作戦室へ戻る。

入れ替わりにキタムラ博士がやってきた。
「レントゲン写真を撮ってみよう、手術の必要があるかもしれない。アンヌ隊員、手術室の用意を」(キタムラ博士)
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目を閉じたまま二人の会話を聞いていたダンは・・・


偵察中のホーク3号。
「おい、怪獣の死骸がなくなっているぞ…」(フルハシ)
切り落とされた片腕と片足を残して、ボディはなくなっていた…。
そこに緊急通信。
「ソガ、フルハシ…、直ちに基地へ帰れ!敵の攻撃を受けている」(キリヤマ)


上空の円盤から攻撃を受ける基地。爆発と火災の続くニ子山…。
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迎撃のためにホーク1号を発進させると、基地の中は丸見えになる・・・
手も足も出せずに、悔しがるクラタ。


緊急事態にメディカルセンターに戻ったアンヌ。
「…!」(アンヌ)
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ベッドはもぬけの空だった…。
「ダァ~ン、ダァ~ン、ダァ~ン!」
混乱の基地の中、ダンの姿を求めて走り回るアンヌ・・・


ホーク3号が帰ってきた。激しいミサイル攻撃。
黒煙を噴きながら逃げる円盤。
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後を追うホーク3号が黒雲を抜けたときには、そこに円盤の姿はなかった。
黒煙に隠れた円盤は、急降下して地下の秘密基地に戻ったのだ。
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ゴース星人の地下秘密基地。
円盤は、地底ミサイル発射場、パンドン改造工場などを通り抜け格納庫へ戻る。

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円盤乗組員が統領に報告をする。


混乱の作戦室。
「敵が防衛軍基地上空から直接攻撃してきたのは、これがはじめてだ」(キリヤマ)
「久しぶりに手ごたえのある連中だ…」(クラタ)
「大口を叩くな、次にどんな手を打ってくるか、わからんぞ…」(キリヤマ)


そこに、フルハシとソガが還ってきた。
「確かに命中はしたんですが、クマガタケの辺りで見失ってしまって…」(フルハシ)
「たぶん噴火口に突っ込んだでしょう」(ソガ)


そして、血相変えたアンヌが飛びこんできた。
「隊長!ダンがいないんです!」(アンヌ)
「…フッフッハッハッハ、今度は脱走か…。ウルトラ警備隊の恥じっさらしだよ、あいつは!」(クラタ)
「違います。ダンはそんな奴じゃ…」(ソガ)
「じゃあ、なぜ姿を消した…?…怖くなったんだよ…、防衛軍の仕事が…」(クラタ)
「あなたは彼を知らないんだ」(ソガ)
「あんなろくでなし、知りたいとも思わん!」(クラタ)


その時、緊急通信が入った。

画面には、アマギが写っている。
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「地球防衛軍に告ぐ…」(アマギ)
アマギは一方的に話し始めるが、その表情も声も普段のアマギではない…。

ヤマオカ長官、タケナカ参謀、マナベ参謀らも集まった。
「地球防衛軍は直ちに、我々ゴース星人に降伏せよ。我々ゴース星人に降伏すれば、火星の地底都市に移住を許可し、全人類の生活を保障する。我々は強力な地底ミサイルを持っている。地球人たちは空と海の守りは堅いが、地底はまったくの無防備だ。降伏に従わない場合には不本意ながら、世界各国の主要都市を一斉攻撃し、30億全人類の皆殺し作戦を実行する。ハッハッハッハッハ…」(アマギ)
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「チクショー、30億皆殺し作戦とは、ほざきやがる…。人類がやすやすと負けてたまるか!」(クラタ)
「そうだ!火星の地底都市でモグラになるんなら、死んだ方がマシだよ!」(フルハシ)

ヒートアップする隊員たちに厳しい表情で・・・
「これは30億全人類の運命がかかった史上最大の侵略だ。軽率に行動してはならん…」(タケナカ参謀)
←ちゃっかりタイトルコールを・・・

ヤマオカ長官も冷静に指示を出す。
「ウルトラ警備隊は、敵のミサイル基地を探し出してくれ。我々は各国首脳部を集めて、対策会議の真似事をやる。出来るだけ長引かせるから、なんとか敵の基地を見つけてくれ」(ヤマオカ長官)



夜道、ポインターが停まっている。
そこに接近する一台の白い車。
「あっ、ウルトラ警備隊のポインターだ。停めてよ」(アキオ少年)
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そこには、疲れ果てて、ハンドルに覆い被さっているダンの姿があった…。
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救急車を呼ぼうとした姉に、ダンは・・・
「救急車は要らないよ…。ちょっと休みたいだけなんだ…」(ダン)
「だってこんなところじゃ、身体に毒よ」(ユミ)

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「そうだ、ボクん家おいでよ!」(アキオ少年)



アキオ少年の部屋。
ダンを介抱するアキオ少年。
「ボクも大きくなったらウルトラ警備隊の隊員になるからねっ!」(アキオ少年)
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階下では、ユミと母親が話している。
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どうやら、かかりつけの医者を呼ぼうとしている。。。

会話を聞いたダンは・・・
「僕ねぇ、注射が嫌いなんだよ。だから…」(ダン)
「逃げちゃおうか、ボクたちの作戦本部があるから、そこに行こうよ」(アキオ少年)


アキオ少年の肩を借りても、やっとの思いでたどり着いた。
「さぁ、ここなら平気だよ。ここがボクたちの作戦本部さ。ねぇカッコいいでしょ!」(アキオ少年)
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ゴース星人の基地。
地球防衛軍からの返事が遅いため、怒りの頂点に達したゴース星人統領が叫んでいる。
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ついに、地底ミサイルが発射された。


地底ミサイルが世界主要都市へ向う・・・

ソ連(当時) モスクワのクレムリン・・・
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アメリカ合衆国 NYのマンハッタン・・・
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イギリス ロンドンのタワーブリッジ・・・
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そして、フランス パリの凱旋門・・・
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次々と地底ミサイルの餌食に・・・
地上は火の海と化した・・・
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←こりゃあもう、地球滅亡ですよ・・・


作戦室。画面の中のアマギ。
「返事はまだか。30分後にもし返事がなければ、次に東京を攻撃する。イエスかノーか、その答えが欲しい」(アマギ)
←東京を攻撃しなくても、もう十分、地球は破壊されてますよ・・・

「敵の基地はまだ発見できんのか?」(ヤマオカ長官)
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「クラタ君にも手伝ってもらっているんですが…」(キリヤマ)
←いやいや、極東基地や国防軍を総動員しろよ・・・

「長官、30分といえば時間がなさ過ぎます。対策会議どころじゃありませんよ」(マナベ参謀)
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「この際、降伏もやむを得ません…。町は大混乱です…」(タケナカ参謀)
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アキオ少年の作戦本部でテレビニュースを見るダン。
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「…各駅とも避難する群衆が押し寄せ、大混雑となっております。東京も遂にゴース星人の魔の手にかかり、廃墟となってしまうのでしょうか…」(登坂アナウンサー)
←世界各国が火の海なのに、東京は呑気だなぁ・・・


作戦室。
戻ってきたクラタ、フルハシ、ソガ。
「敵の基地がわかりました!クマガタケの地底です!」(クラタ)
「クマガタケは活火山ですが、その噴火口が出入り口になっているんです」(フルハシ)
「長官、一刻を争うときです。マグマライザーに時限爆弾を積んで自動操縦で敵の基地に突っ込みましょう」(キリヤマ隊長)
「待ってください!敵の基地にはアマギが捕まっているんです。奴はどうするんですか?」(ソガ)
「何を言うんだ!この際、人間ひとりの命にかまっている場合ではない」(クラタ)
「君がアマギを思う気持ちはよくわかる。だが彼だってウルトラ警備隊だ。自分の命よりも人類すべてのことを大事に思うだろう…」(クラタ)


このやり取りをビデオシーバーで見ていたダン・・・
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←ビデオシーバーってこんな事できるんだ・・・完全に盗撮だよね(笑)

あまりの状況に、居ても立ってもいられなくなったダンは、おもわず外に飛び出した。
そして、ウルトラ・アイをゆっくりと取り出した…。
両手で装着しようとしたその瞬間。
「やめろ!」(セブン上司)
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目の前に、夢枕に立っていた姿があった。
「やめるんだセブン。今度こそ本当に死んでしまうぞ!」(セブン上司)

そこにダンを照らすライトの灯りが…。ポインターである。
アンヌがダンを迎えにやってきたのだ。
「アキオ君って子供が教えてくれたの、ダンがここにいるって…」(アンヌ)
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「なぜ、逃げたりなんかしたの?」(アンヌ)
背を向けたダンに問いかけながら、近づくアンヌ。
「ねぇ、答えて…」(アンヌ)
精一杯やさしく問いかけるアンヌ。
しかしアンヌは、ダンの様子がいつもと違うことに気づいた。


遂に、この瞬間が・・・


ゆっくりとアンヌへ振り向き、口を開く…。
「アンヌ・・・僕は、僕はね・・・人間じゃないんだよ!・・・M78星雲からきた、ウルトラセブンなんだ!」(ダン)
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告白の瞬間、クラシックBGMが流れる・・・(シューマン 「ピアノ協奏曲 イ短調 54番」)

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「びっくりしただろう…?」  (ダン)
「うぅん…、人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンにかわりないじゃないの…。たとえ、ウルトラセブンでも…」 (アンヌ)

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「ありがとう、アンヌ!」  (ダン)


その時、作戦室では・・・
「マグマライザー発進!」(キリヤマ)
迷いを振り切り、非情の指令を発するキリヤマ隊長。
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「今、話した通り、僕はM78星雲に帰らなければならないんだ…。」 (ダン)
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そして、あの有名なセリフが・・・

「西の空に、明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。…それが、僕なんだよ!」  (ダン)
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「…さよならアンヌ!」  (ダン)
「待って、ダン!……行かないで!」(アンヌ)

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「アマギ隊員がピンチなんだよ!」(ダン)
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アンヌの願い空しく、セブンに変身するダン・・・

あっという間に、秘密基地のあるクマガタケへ。
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ゴース星人の秘密基地に潜入。
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無事、囚われの身のアマギを救出。
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突入するマグマライザー。
地底ミサイルが誘爆し大爆発とともにゴース星人の秘密基地は吹き飛んだ。
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その時、地面が割れて何かが現われた。
セブンに切断された手足をサイボーグ化された、改造パンドンである。
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セブンに向かう改造パンドン。
しかしセブンに戦う力は残っていない・・・
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ダンの悲壮な姿に耐え切れないアンヌは、顔中の涙とともに心痛を吐露する。
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「ウルトラセブンの正体は、アタシたちのダンだったのよ!」 (アンヌ)

「M78星雲から、地球を守るために遣わされた平和の使者で、自分を犠牲にしてまでこの地球のために闘っているんだわ!」 (アンヌ)
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「でも、もうこれが最後の闘いよ!…ダンは、自分の星に帰らなければならないの!」 (アンヌ)

「…行こう!…地球は我々人類、自らの手で、守りぬかなければならないんだ!」(キリヤマ)
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セブンを援護する隊員達。
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アイスラッガーをパンドンに取られるセブン。
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クラタは、ダンへの罪滅ぼしのつもりか、改造パンドンの気を引こうと決死のアタックを敢行する。
一瞬の隙が出来た…。
その間に攻略のチャンスを得たセブンは、見事な反撃で改造パンドンを葬った。
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決まり手:アイ・スラッガー逆操作、首落とし。
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戦いは終わった・・・
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最後の力を振り絞って、西の空に飛んでゆく…。
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「…明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ…」(ダン)

光を見送るダンの仲間たち。
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「ダンは死んで帰っていくんだろうか…。もしそうなら、ダンを殺したのは俺たち地球人だ…」 (ソガ)

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「…奴は傷ついた身体で最後の最後まで、人類のために闘ってくれたんだ!ダンを殺したのは俺たちなんだ……。あんないいやつを…」 (ソガ)

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「そんなバカな!ダンが死んでたまるか…、ダンは生きている。…きっと生きてるんだ。遠い宇宙から、俺たちの地球を見守ってくれるさ。そしてまた、元気な姿で帰ってくる!」 (フルハシ)

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涙が頬を伝うアンヌは意を決したように、力強くうなずく。
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いつかまたダンと会える日が、きっと来る。


さようなら、ダン…。
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「ウルトラセブン 完」







<今週の宇宙人>
・幽霊怪人:ゴース星人
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・身長:2m
・体重:70㎏
・出身:ゴース星
・特技:ゴースバルーン、怒りまくり
・弱点:セブンが弱ってなかったら敵ではない

・双頭怪獣:パンドン
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・身長:40m
・体重:1万5千t
・出身:ゴース星
・特技:火を吐く
・弱点:セブンが弱ってなかったら敵ではない

・M78星雲人:セブン上司
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・身長:豆粒ほど~40m
・体重:豆粒ほど~3万5千t
・出身:M78星雲、光の国
・特技:説得
・特徴:セブンと瓜ふたつ


<ゲスト出演者>
・登坂アナウンサー役:篠原大作さん
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「太陽にほえろ!」「特捜最前線」などで活躍された俳優、声優さんです。

・小池姉弟の母親役:益田愛子さん
詳細データなし

その他、アキオ少年、アキオ少年のお姉さんは出演者ロールに入ってないので、不明です。


<ロケ地>
・世田谷体育館(ダンがバスケをする体育館)


<撮影秘話>
・地底ミサイルが襲う世界の主要都市の映像は、映画「世界大戦争」(東宝、1961年)からの流用だそうです。海から見たマンハッタンのビル群、自由の女神像の映像、世界各地のミニチュアの映像(ロンドン、パリ、モスクワ)、そしてモブシーンも流用されているとのことです。





約1年に渡りお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーは、今回で終了となります。
ご愛読ありがとうございました!

次回からは・・・「怪奇」な事件を科学の力で究明する、あの男たちの活躍が・・・・!



・・・といきたいところでしたが、ちょっと考えまして・・・


今年2017年は、「ウルトラセブン」が1967年10月に放送されてから、ちょうど50年。

なので本来、「魅惑のセブンの世界・・・」は、2017年10月1日から来年の9月8日までに掲載すればよかったのですが・・・ちょっと先走っちゃいました(笑)。


なので、次回作は、2018年9月から掲載することとし、それまでの間は・・・


ウルトラシリーズでお馴染み、「再放送!」をしてみたいと思います!

また大好きな「セブン」が見られますよ!(笑)
※決して手抜きではありません・・・




・・・という訳で、「ウルトラセブン」放送50年目にあたる、2017年10月1日にまたお会いしましょう!




以上、「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーでした!






(C)円谷プロダクション



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Posted on 2017/09/08 Fri. 19:00 [edit]

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魅惑のセブンの世界・・・ その48  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




約1年に渡ってお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」、遂に!あの最終話(前編・後編)です!!


まずは前編のこの回!



ウルトラセブン第48話「史上最大の侵略(前編)」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)9月1日
制作話数:第48話
脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術:高野宏一



<あらすじ>

ダンの私室。
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汗まみれで、寝ながら苦しんでいる。
あまりの寝苦しさに、おもわず跳ね起きる。
起き上がって汗をふき、隊員服に着替える。

無人の廊下を勤務交代のため、ホーク発射場に向かうダン…。
エレベーターの中では壁によりかかり、降りてからも、足取りは重い。
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ソガが、反対側から口笛を吹きながら小走りにやってきた。
「AM300現在、大気圏外ポイント728方面パトロール終了。異常なし」(ソガ)
「はぁ、交代します」(ダン)

覇気のないダン。

「ダン、顔色が冴えないぞ…。どっか悪いんじゃないのか?・・代わってやろうか?」(ソガ)
「大丈夫です、じゃあ…」(ダン)

「ダン!」(ソガ)

振り向くダンに、ガムを投げるソガ。
「元気出せよ」(ソガ)
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自分もガムを口に入れながら、笑顔でダンを送り出す。


定時宇宙パトロールへ出発したホーク2号。
しかし、操縦席のダンは、目が眩み、焦点すら定まらない。
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(脈拍360…、血圧400…、熱が90度近くもある…原因は何だ?…この異常な症状が、もしや…)(ダン)

半死状態のダン、そこに緊急通信が入った。
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「こちらステーションV3、こちらステーションV3。ホーク2号応答せよ、ホーク2号応答せよ!」(クラタ)
「はい、こちらホーク2号」(ダン)
「ポイント701方面に飛行物体発見。現在マッハ1.3のスピードで移動中。進行方向地球、こちらの呼び掛けに応答なし、ただちに追跡撃墜せよ!」(クラタ)
「了解」(ダン)



飛行物体は円盤だった。
ダンは、機首レーザー砲で攻撃を開始するが・・・当たらない。
目が霞み、円盤が何重にも写る。。。
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「ホーク2号、何をやっているんだ…目を開いているのか、ボヤボヤするな!」(クラタ)

ますます目の霞むダン。敵は反撃に転じた!
懸命にかわすホーク2号。しかし、ついに被弾…。
(ダメだ…、体が…)(ダン)
火を噴くホーク2号。

「バカモン!搭乗者は誰だ?名前を言え、名前を!」(クラタ)
「はい…モロボシダンです…」(ダン)
「モロボシ…?貴様タマの撃ち方も知らんのか!」(クラタ)


クラタは、ホーク2号を追い抜きながら、機体の様子を確認する。
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問題もなく不時着が可能であろう、と判断すると・・・
「ケツに火が点いているぞ…。不時着して、昼寝でもするんだな。防衛軍のエリートさん」(クラタ)
と、相変わらずの悪態を言い放ち、円盤追跡に転じた。

不時着するホーク2号、ダンは気を失っている…。
円盤を攻撃するクラタ隊長。
命中!煙を吐きながら山中に墜落、爆発する円盤。


メディカルせンター。
「うう…う~ん…」(ダン)
ベッドから起き上がろうとするダン。
「ダン、起きちゃダメよ!」(アンヌ)
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「ホーク2号が大爆発を起こしたのよ…。クラタ隊長からの連絡がもう少し遅かったら、助かってなかったかもよ」(アンヌ)
「平気だよ」(ダン)
「いけないわ…。身体に自身のある人ほど、身体の欠陥を知らないものよ・・・さぁ、静かにして…」(アンヌ)
(体が思うように動かない…。すべて駄目になってしまったんだろうか…)(ダン)



射撃訓練場。クレー射撃をするダン。
しかし、一発として当たらない…。

体育館。バスケットボールをするダン。
いくらシュートしても入らない…。
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鉄棒で懸垂すら出来ない…、身体が上がらない…。
マットの上で大の字になる汗まみれのダン。
(ダメだ!…ダメだ!…)(ダン)

そんなダンをアンヌが見守っていた。
そして、つぶやく。
「ダン…、ひとりで何をそんなに苦しんでいるの?」(アンヌ)



作戦室。隊長の訓示を聞くのも大儀なダンは、訓示が終わるや否や廊下に飛び出す。
気遣うアンヌは、すぐに後を追いかける。

廊下。
「ダン、いけないわ。すぐ精密検査を受けましょうよ。体の内部を徹底的の調べてみる必要があるわ!」(アンヌ)
逃げるように立ち去ろうとするダン。
「どうしたのダン、何でもないことじゃないの。レントゲン写真と心電図をとるだけなんだから・・・ねっ、アタシのお願いも聞いてちょうだい。さっ…、行きましょ!」(アンヌ)
「ほっといてくれ!」(ダン)
「ダン!」(アンヌ)

思わずアンヌに八つ当たりをする、焦燥のダン。


ダンの私室。ダンは、隊員服のままベッドに横たわっている。
すると、枕元にゆらゆらとセブンと同じ姿が浮かび上がる。
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「340号!いや、地球での呼び名にしたがって、ウルトラセブンと呼ぼう。君の体は過去の侵略者たちとの激しい闘いによって、多くのダメージを受けた…これ以上、地球にとどまることは非常に危険だ。ウルトラセブン、M78星雲に帰る時が来たのだ!」(セブン上司)
「しかし、この美しい星は狙う侵略者たちは、あとを絶たない、僕が帰ったら地球はどうなるんだ…?」(ダン)
「セブン、今は自分のことを考えるべきだ。…地球にとどまることは、死を意味するのだ…」(セブン上司)
「元の体には戻れないのか?」
「それには、M78星雲に帰る必要がある。君の体は人間とは違うんだ!」(セブン上司)
「今は帰れない…。地球に恐ろしいことが起こりそうなんだ!…このまま、放っておくわけにはいかん…」(ダン)
「ひとつだけ忠告する。闘ってこれ以上、エネルギーを消耗してはならん。M78星雲に帰ることができなくなってしまう…。変身してはいかん!」(セブン上司)


ウルトラ・アイが、壁掛け時計の方向に飛んで行った。

寝ながら喋っていたダンは、夢から覚めたように飛び起きる。
胸ポケットに手をやる。
「あっ…」(ダン)
ない!、ウルトラ・アイがない!
今のは夢ではなかったのだ…。
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ウルトラ・アイは、壁掛け時計に引っ掛っていた。。。


ゴース星人の基地。
地球攻略のため、最高首脳会議が開催中である。
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首領が決断をし、地球攻撃計画が発動されたようだ。史上最大の侵略が始まったのである。



「緊急事態発生、緊急事態発生!」(クラタ)
V3からの緊急通信が地球に向けて発せられた。
「ポイント580方面に、飛行船状の物体をキャッチ。地球に向って移動中!ただちに攻撃態勢に移れ!」(クラタ)
作戦室の通信機器の前で、ひとり夜勤のダン。
クラタからの緊急通信も、耳鳴りがひどくて聞き取れない。
あまりの耳鳴りに、ヘッドホンを投げ出してしまう。
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その間に悠々と宇宙貨物船が地球に接近していた。

正気に返るダン。あわてて緊急招集をかける。
作戦室に集まる隊員たち。
「どうした?」(キリヤマ)
「はぁ、未確認飛行物体が地球に侵入します…」(ダン)
「なにぃ!ウルトラホーク出動スタンバイ!」(キリヤマ)

緊急発進するホーク1号と3号。


飛行中の宇宙貨物船。
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接近し攻撃するウルトラホーク。
しかし、敵からの反応は全くない。
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「変だなぁ…。隊長、中には誰も乗ってないんじゃないですか?」(フルハシ)
疑問を口にするフルハシ。

ホークからの迎撃を受け、荒れ地に着陸する敵の貨物船。
「ソガ、アマギ…。着陸して地上から攻撃だ!」(キリヤマ)
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着陸して合流した隊員たちは、3班に分かれて、宇宙貨物船を包囲しようとする。

その時ソガとアマギは、一瞬亡霊のような者を見た。
一歩二歩、近づくアマギ。
突如、ゴース星人が現われ、アマギに攻撃を仕掛ける。
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ゴース星人が放った小さな稲妻のような光は、アマギを包む球状のカプセルとなって空中に舞い上がった。
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「アマギ!」(ソガ)
目の前で、連れさらわれるアマギ…。

「ソガ、大丈夫か?」(キリヤマ)
「アマギがやられました」(ソガ)
「チキショー」(フルハシ)

エレクトロ・H・ガンで、宇宙貨物船を攻撃するフルハシ。
続いて銃撃に入る全隊員。激しい攻撃。すさまじい煙…。
やがて、宇宙貨物船の扉が開き、双頭の怪獣が姿を現わす。
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再び激しい銃撃が始まった。
しかし、パンドンは双頭の二つの口から交互に火炎を吐く。
その火炎は、キリヤマ隊長たちの周囲に炎の輪をつくった。
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激しく燃え盛る炎の輪の中で逃げ道を失った、キリヤマ隊長、フルハシ、ソガの3人。
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「アンヌ、ホーク3号で火を消すんだ。頼む!」(ダン)
半死半生のダン、隊長たちをアンヌに託す。

そして、ウルトラ・アイを取り出そうとしたその時・・・
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「待て!変身してはいかん!」(セブン上司)
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あのシーンが脳裏をよぎった…。

悔しそうにウルトラ・アイを地面に叩きつけるダン。

隊長たちは炎の輪で、身動きが取れない…。
パンドンは一歩ずつ近づいてくる。
意を決したモロボシダン。
仲間を救うために、命を削る道を選んだのである。
「デュワッ!」
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決死の体当たりでパンドンの進行を押さえる。
しかし、押さえるのがやっとである。立っているのもままならないセブン…
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ホーク3号のアンヌ。何回も旋回しながら消化剤を撒く。
やがて、炎の輪は鎮火した。
消化剤の白煙の中で、キリヤマ隊長、フルハシ、ソガたちは無事のようである。


エメリューム光線を発射するが、パンドンまで届かない…。
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さらに襲いかかるパンドン。
アイ・スラッガーも叩き落された…。
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そこにアンヌが必死のミサイル攻撃を仕掛けた。
パンドンの注意が、ホーク3号に向けられる…。
その瞬間、アイ・スラッガーを拾ったセブンは、居合斬りよろしくパンドンの手足を切断。
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崩れるように倒れるパンドン。
残る力を振り絞って、ダンの姿に戻る。
そして、崩れ落ちるように倒れこんだ…。
パンドンから受けたダメージで、顔面血だらけである。
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メディカルセンター。
ダンがベッドに横たわっている。
緊張の面持ちのキタムラ博士。
「助かりますか?」(キリヤマ)
博士に詰め寄るキリヤマ隊長。
「……」(キタムラ博士)

そこにクラタがやってきた。
「クラタ!、V3は何をやっていたんだ!そっちからの連絡が早ければ、モンスターは宇宙で始末できたのに…。アマギは拉致され、ダンは再起不能のキズを負った。V3の責任だぞ!」(キリヤマ)
クラタは、それは俺のセリフだ、と言わんばかりの表情で、
「俺はちゃんと連絡をとった。しかしそっちからウンともスンとも返事がないんで、気になって降りてきたんだ…。当番が居眠りでもしてたんだろ!」(クラタ)
「そんな、バカな!…誰だ。ゆうべの当番は…?」(キリヤマ)
「…ボ、…ボクです…」(ダン)

やっとの思いで口を開くダン…。
「また、お前か!」(クラタ)
ベッドのダンにつかみかかろうとするクラタ。
クラタを止める、キリヤマ隊長、ソガ、アンヌ。
「一度ならずも二度もミスを犯すなんて…。それでも地球防衛軍の隊員か!無線機が故障だなんていわせんぞ!通信室で何をやっていた!…イビキでもかいて寝てたんだろう!」(クラタ)
「ウッ……ウウッ…」(ダン)

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「自業自得だ。おいキリヤマ!人に文句を言う前にな、自分の部下の教育をするんだ!」(クラタ)
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ひとくさり悪態をつき、バツが悪そうな顔で、出て行くクラタ。


痛みがひどくなったのか、さらに苦しむダン。

「悪魔のような侵略者から地球を守るために戦ってきたウルトラセブンにも最期の時が近づいていた。もう二度と再び立ち上がることはできないのだろうか…。死んではいかん。地球は、まだ君を必要としているのだ。がんばれ!モロボシダン。ウルトラセブン、生きるんだ!」(浦野光)

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「ダンは今、必死に死神と戦っているんだわ…」(アンヌ)
「がんばるんだ、ダン!」(ソガ)
「負けるんじゃないぞ、ダン!」(フルハシ)


しかし、苦しんでいたダンのうめき声が、止まった・・・?


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・・・後編に続く。








(C)円谷プロダクション





Posted on 2017/09/01 Fri. 19:00 [edit]

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魅惑のセブンの世界・・・ その47  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




監督は実相寺ではないですが、SFショートショートぽくって結構好きな作品。科特隊のムラマツキャップが主役です!




ウルトラセブン第47話「あなたはだぁれ?」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)8月25日
制作話数:第47話
脚本:上原正三
監督:安藤達己
特殊技術:的場 徹



<あらすじ>

深夜、タクシーでフクロウ団地に、ご帰還するサトウさん。
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折詰片手に、ご機嫌なサトウさん。
「あっどうも、ごくろうさんすね…」(サトウ)
交番の顔見知りの警察官にごあいさつ。

自宅のある、5-1棟。
「ママ…開けとくれ…。オープン、ザ、ドア」(サトウ)
扉が開く。
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と同時に、戦場の音。
「…どちら様ですか?」(トシエ)
「な~んだとぉ」(サトウ)


子供が顔を出す。
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「いよぉ~イチロー、ママはなパパのこと、忘れちまったらしいぞ…」(サトウ)
母親の方を振り向きながら、
「…どこのおじさん?」(イチロー)
「部屋を間違えたんじゃありませんか?」(トシエ)

と言って、無情にドアを閉めるトシエ。


隣に駆け込む。
「どなた?」(向かいのヤマダさん)
「サトウですよ…。ほら、向かいのサトウですよ…」(サトウ)
「……」(向かいのヤマダさん)

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無言のまま、ドアは閉められた。


交番に駆け込むサトウ。
「お巡りさん。…どうも女房の様子がおかしいんですよ。隣も…。なんとかしてくださいよ…」(サトウ)
「あんた、誰?」(お巡りさん)

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警察官も知らないと言い、取り合わない。

すると(真夜中にも関わらず)、自治委員のハヤシがやってきた。
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「ハヤシさん…。自治委員のあなたなら知らないはずはないでしょ…」(サトウ)
「…知らんね」(自治委員のハヤシさん)


トシエも隣のヤマダさんもやってきた。
「…トシエ!」(サトウ)
「……」(トシエ)
「…向かいのヤマダさん…」(サトウ)
「……」(向かいのヤマダさん)


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「あんたね、この人がホントに自分の奥さんかどうかよく見てごらん。他人の空似ということもあるからね」(お巡りさん)
写真と自分を知らないというトシエとを見比べるサトウ…。
「似てるけど…、違うようでもあるし…」(サトウ)
「だろ?そう思うってことは違うってことだよ…」(お巡りさん)


クモの子を散らすように立ち去る…、サトウを残して…。


今までの行動を思い出してみるサトウ。
すると、獣のような鳴声がする。そして、あちらこちらに人影も…。
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「そうだ…」(サトウ)
何かを思い出したサトウは、赤電話に走る。
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「はい、こちらウルトラ警備隊」(フルハシ)
「深夜劇場やってるテレビ局ありますでしょうか?」(サトウ)
「ええ~、今何時だと思ってるんだい…?」(フルハシ)
「ところが、ここの団地でやってるんですよ、テレビ…。K地区のフクロウ団地ですが、先ほどウチに帰ってみますとね、女房や子供、それに近所の人たちまでが、私のこと、知らんって言うんですよ」(サトウ)
「ここはウルトラ警備隊だよ!家庭のいざこざは、警察か家庭裁判所へいってくださいよ」(フルハシ)

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「宇宙人とか円盤が出たら知らせて下さい!」(フルハシ)
←かつての上司に冷たいアラシ…。

「そうだ、あれは宇宙人だ!」(サトウ)
さっきの怪しい人影を思い出したサトウ。
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すると、またあの獣のような鳴声。ふと、周りを見ると、その宇宙人に取り囲まれているサトウ…。
「ヒエェェェ……」(サトウ)
恐怖のあまり、気絶するサトウ。
受話器を置く宇宙人…。

「…チクショウ、切りやがった…。宇宙人だぁ~、だってさ…」(フルハシ)
「…宇宙人?」(ダン)

何か気になり、電話の録音テープを聞き返すダン。
(これはさっきの人と同じだ…。それにK地区…)(ダン)
「単なるイタズラとも思えないわねえ…」(アンヌ)
「おいおい、まさか調査に行くつもりじゃあないだろうな…」(フルハシ)
「入った情報は目で確かめる。そうでしたね、隊長…」(ダン)
「それに気になるものを放っておいては体にも悪い…。なっフルハシ!」(キリヤマ)

半分笑いながら、フルハシをたきつけるキリヤマ隊長。
「はいはい、同行すればいいんでしょ!…行ってきます」(フルハシ)
はりきって出かけるダンと、しぶしぶ出かけるフルハシ。


昼間のフクロウ団地。
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奥さんのトシエさん、向かいのヤマダさん、自治委員のハヤシさん、お巡りさんたちに事情聴取するダンとフルハシ。
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「…パパの声だわ」(トシエ)
「お宅の旦那さまよ。いい声ねぇ…」(向かいのヤマダさん)

←そりゃあ、ジョン・ウェインの声やってたからね・・・

奇妙なカバーに囲まれた赤電話がある。
「サトウさんは、あそこから電話をしたものと思われます」(ダン)
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「待てよ、そりゃおかしいぜ!…サトウさんは夕べ家へ帰ってないんだ。だが、電話では帰ったといっている…。しかも、奥さんと息子さんには知らないと言われているんだ…」(フルハシ)
「10年も一緒にいるんですもの、パパの顔忘れるわけありません!」(トシエ)
「うん…、午前3時にテレビやっているわけないしね…そうそう、帰りがけにはサトウさん、いつも私のところに声をかけていくんですがね…」(お巡りさん)
「ダン…。ここだと断定するのは、少し無謀じゃないのか?」(フルハシ)
(そうかもしれない。だが、あのテープの音だ…。K地区でキャッチした音波と全く同じだった、単なる偶然とは思えん。ゆうべ真夜中、サトウさんはここにいたんだ。そして、何かが起こったんだ…)(ダン)



作戦室。
「ゆうべの音波とサトウさんの失踪は、なにか関係があるような気がします」(ダン)
「…ということは、夕べの音波はその団地から発せられていた…」(キリヤマ)
「何か、そんな気がします。とにかく、張り込ませて下さい」(ダン)
←そんな気がします・・・って、そんなカンだけで行動していいのか?


そんなカンだけで行動するダンとフルハシ。
変なツナギを着て夜のフクロウ団地に侵入。
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異変に気づくダン。しかし、フルハシの目には、変化は見えない…。
「団地が動いているんですよ」(ダン)
「何だって!」(フルハシ)

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ダンの目には、移動している団地が鮮やかに映る。
地下に沈んで、替わりに地下から同じ団地が浮上している。
(なるほど、これでカラクリが読めたぞ…)(ダン)

すると、どこからともなくフルハシとダンに襲いかかる人間たち…。
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発煙筒のような爆弾を投げて、ミキサー車を爆破するダン。
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←おいおい、いくら入れ替わってるからと言って、いいのかそんなことして?

得意の透視で部屋の中を覗くダン。
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「どうやらこの団地の住人は、全部宇宙人になってしまったらしい…」(ダン)
「まさか…、15000人もいるマンモス団地だぜ。それに、昼間の団地は?」(フルハシ)
「多分……」(ダン)

といいながら、地面を指差す。

マンホール状の偽装口を発見したダン。そこから地下へ潜入する二人。
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「あの建物がいわゆる地球人団地ですよ」(ダン)
「地上とそっくりな世界をつくりだしたんだな…」(フルハシ)
「建物は本物で、風景の方は写真です。ホログラフです」(ダン)

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壁が開くと、そこにはサトウがいた。
サトウを救助する二人。
「サトウさん、しっかりして下さい」(フルハシ)
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「あ…どうしたんだ?ここは…、どこなんだ?」(サトウ)
「宇宙人にさらわれてきたんですよぉ」(フルハシ)


そこに、サトウさんの奥さんが現われた。
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「トシエ…」(サトウ)
「奥さんじゃない。宇宙人が変身しているんです」(ダン)
「そうか…それであの夜…」(サトウ)


続いて、自治委員のハヤシさん、お巡りさんも現われる。
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「どうやら我々の計画に気づいたようだな」(自治委員のハヤシさん)
「なぜ、真夜中に地上に出るんだ?」(ダン)
「フック星人は夜しか活動しない。さあ、見なさい…」(トシエ)

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←といって、わざわざ説明してくれるフック星人・・・

団地に飛来して来て、地下に隠れる円盤群。
「チクショー、夜な夜な侵略計画を進めていたわけだ」(フルハシ)
「間もなくフック星からの武器の搬入が終わる…」(トシエ)
「君たちはずっとここにいてもらう」(お巡りさん)
「全隊員に次ぐ、攻撃態勢に入れ」(自治委員のハヤシさん)


団地の各部屋の人間たちは、フック星人の姿に戻って攻撃準備に入る。
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「チクショー、そうはさせんぞ」(フルハシ)
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抵抗するフルハシになにやら気体を浴びせかけるフック星人。
間一髪よけたダン、この隙にセブンに変身!

セブンによって地上に戻ったフルハシとサトウ。
「こちらフルハシ…。K地区は、宇宙人の居住区になっています。サトウさんは救出しましたが、ダンが行方不明です」(フルハシ)
「よしわかった」(キリヤマ)


現場に急行するホーク1号と3号。
迫る円盤群。
「よし、撃墜せよ!」(キリヤマ)
「了解!」(ソガ)

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三位一体で攻撃を仕掛けるフック星人。
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フック星人のアクロバット攻撃に苦戦するセブン。
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しかし、起死回生の妙な技を繰り出して、窮地を脱する。
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そして、ワイドショットの構えから、タイトな光線が発射された。
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戦いは終わった・・・


サトウさんを送って、フクロウ団地に来たポインター。
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喜び勇んで、階段を駆け上がるサトウさん…。
表札を確認する「5-1-202 佐藤」
部屋のブザーを押すサトウさん…。
鉄の扉が開いた…。しかし、そこには・・・?
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「あ~ら、お隣のサトウさん…」(サトウさんの隣のサトウさんの奥さん)
「あっ、こりゃ、どうも…」(サトウ)
「ハッハッハッハ…」(一同)

慌てて降りてくるサトウさん。

しばらくすると、家族とともに姿を現わした。
トシエ、イチローと一緒に手をふるサトウさん。
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手を振り返す警備隊員。
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←ここに6人います。サトウさんを乗せてきたのだから計7人。ポインターってミニバン並みに乗車できるのか??


敬礼で、ウルトラ警備隊を見送るお巡りさん。
新興団地を走り去るポインター。
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<今週の宇宙人>
・集団宇宙人:フック星人
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・身長:1m80㎝
・体重:65㎏
・出身:フック星
・特技:集団催眠、硬直白煙、トンボ切り
・特徴:夜にしか活動しない
・弱点:昼間が苦手


<ゲスト出演者>
・サトウさん役:小林昭二さん
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「ウルトラマン」のムラマツキャップ「仮面ライダー」シリーズの立花藤兵衛(おやっさん)で超有名なヒーロー物の陰の立役者:小林昭二(あきじ)さん。アテレコの方面でも才能を発揮し、強いアメリカを存在全体で表現する俳優ジョン・ウェインの声は小林さんの独壇場だったそうです。最近(といっても20年近く前だけど)の視聴者には、とんねるず「皆様のおかげです」の「仮面ノリダー」にでてくるおやっさんの方が有名かも?

・サトウさんの奥さん(トシエ)役:三條美紀さん
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三條さんは、大映の経理部からスカウトされて、1947年に銀幕デビューを飾りました。デビュー早々、大映"母もの"シリーズの娘役で人気を博し、以後も、1949年「静かなる決闘」(黒澤明監督)に出演。1955年以降は東映に移籍し、母親役で"母もの"に出演しました。

・お巡りさん役:松本敏男さん
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劇団近代派、銀座プロを経て、楡プロに所属。特撮では「ミラーマン」「トリプルファイター」など、その他、時代劇、刑事ものなど幅広く出演。

・お向かいのヤマダさん役:大山デブコさん
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昭和初期に活躍した「大山 デブ子」・・・ではなく、寺山修司作『大山デブコの犯罪』に大山デブ子の代わりに出演した女優。オーディションで選ばれ「大山デブコ(コが漢字の子ではなく、カタカナ表記)」と命名されたとのこと。

・ふくろう団地の自治会長 林役:寄山弘さん
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1946年に劇団自由座を設立し、俳優として舞台やテレビドラマなどに出演されたそうです。

・佐藤夫妻の息子(イチロー)役:藤本高司くん
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・サトウさんのお隣のサトウさんの奥さん:聖恵子さん
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・・・すいません、特に情報なしです・・・


<ロケ地>
・たまプラーザ団地(フクロウ団地)


<撮影秘話>
・フクロウ団地のロケ地となった「たまプラーザ団地」は1968年3月に竣工された47棟から成る大規模な団地です。東急田園都市線のたまプラーザ駅から徒歩5~11分の横浜市青葉区美しが丘1丁目にあります。「第四惑星の悪夢」でも人間の町として使用されました。ウルトラセブンのロケ地として有名なのか、こんな不動産会社の広告を見つけました。
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以上、「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーでした!





約1年に渡ってお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」ですが、そろそろ最終章に近づいてきました。。。

「魅惑のセブンの世界・・・」を締めくくる次回は、遂に!あの最終話(前編・後編)です!!



次回もお楽しみに!

(C)円谷プロダクション




Posted on 2017/08/25 Fri. 19:00 [edit]

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魅惑のセブンの世界・・・ その46  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




ヒーロー物には必ず出てくる「ニセモノ」が登場するこの回!




ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)8月18日
制作話数:第46話
脚本:上原正三・市川森一
監督:鈴木俊継
特殊技術:大木淳



<あらすじ>

「平和で美しい伊良湖岬…。近頃、この一帯に怪現象が頻々と起こっているとの情報をキャッチした地球防衛軍では、ハイドランジャーで海底を捜索する一方、ウルトラ警備隊のダン、フルハシ、アンヌの3隊員を現地に派遣。その原因を追求することになったのである」(浦野光)

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← 秘密捜査であるため、隊員服ではなく変装して出動する3人。しかしフルハシの作業員姿・・・違和感ないです(笑)


怪しい水中翼船が伊良湖岬沖に出没。
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沖合いを双眼鏡で監視している、土木作業員姿のフルハシ。
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船から降り立った謎の女。赤い「ホンダS800」で疾走する。
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「あ、来たわ…」(アンヌ)
「よし…」(ダン)

すかさず、尾行に入るダンとアンヌ。
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←尾行下手くそだなぁ〜近すぎるだろ(笑)

ホテルのプールでのんびりくつろぐ女。
見張る、ダンとアンヌ…。
「今日こそ尻尾を掴んでやるぞ…」(ダン)
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時計を取り出し微笑む女。…素振りが、妙だ。
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「アンヌ、女の近くで見張るんだ」(ダン)
プールに飛び込むアンヌ。
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海底警戒中のハイドランジャー。
「不思議な音波が聞こえています…」(防衛隊員)
それは、魚雷の推進音だった…。
「うわぁぁ…」(防衛隊員)
魚理、命中!…。爆沈するハイドランジャー。
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怪しい笑みを浮かべ、プールから立ち去る女。
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その時、無線コール音が・・・
「ハイドランジャーがやられたぞ。やはりその一帯には、敵の基地があると見なければならん。尾行している女の様子はどうか?」(キリヤマ)
「今のところ、別に。でも、水中翼船でどこからともなく現われることや我々の関心を引こうとする点など、どうも只の女じゃなさそうですね…」(ダン)
「一刻も早く正体を掴むんだ。我々もそちらに急行する」(キリヤマ)

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プールの泳ぎ、やっと女のいた場所に走り寄るアンヌ。
交信の終わったダンも来た。
「アンヌ、ハイドランジャーがやられたぞ」(ダン)
「ええっ?…ダン、これを忘れてったわ」(アンヌ)

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爆発時刻で止まっている腕時計
「見ろよ、ハイドランジャーがやられた時間で止まっている。あの女を捜すんだ」(ダン)

館内をくまなく捜索するアンヌ・・・
・・・の体で、タイアップ先である、三谷温泉「松風園」名物、楽しいお風呂のご紹介

タコさん風呂
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イカさん風呂
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すべり台風呂
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・・・子供たちにウケそうですね(笑)。


そうこうしている隙に、赤い「ホンダS800」で逃げだす女。
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「チキショー…。アンヌ、フルハシ隊員と本部に連絡を…」(ダン)

行きと同じ道を、またまた下手くそな尾行をするダン(笑)
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土木作業員姿で警戒中のフルハシ。
「赤いスポーツカーです」(アンヌ)
「よし、わかった」(フルハシ)

すかさず道をふさぐフルハシ…。
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しかし、赤いエスハチは、フルハシ検問を強行突破。
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続くダンの黒いセドリック。

漁港の脇のカーブを曲がる…。しかし、赤いエスハチは消えていた。
セドリックを降りて、周りの捜索を始めるダン。その近くには灯台があった。

無防備に灯台に近寄り、階段を駆け上がる…。
その時、ショック光線がダンを襲う…。
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気が付くダン。しかし、体が拘束されていて、動かない。
「ようこそセブン、ミイラとりがミイラ…。まんまと罠にかかったわね」(女)
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「ここは海底にある、我らサロメ星人の海底工場」(男)
「工場?…」(ダン)
「あなたは私たちの作っているものを見たくて来たのでしょう。ことにあなたには、ぜひにでも見てもらいたい」(女)



拘束具を解いて、ダンを自由にするサロメ星人の男女。ダンをある場所へ誘う。
「開け!」(女)
そこで、ダンが見たものとは…!
「あっ…」(ダン)
驚愕のあまり、後ずさりするダン
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なんとそこには、ウルトラセブンが立っていたのである!

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いや、本物ではない・・・ロボットの「偽せウルトラセブン」だ。


「こんなもの作って、どうするというんだ!」(ダン)
「無敵の超人ウルトラセブンを我らの味方にできたら…」(男)
「セブンは地球人の味方だ!」(ダン)
「それがもうすぐ地球人の敵になるわ!地球上のあらゆる物を破壊する、ウルトラセブン…。正義の味方が悪魔の代名詞になるのよ…」(女)

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先ほどの部屋に戻り、おとなしく拘束具をつけられるダン…。
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←とっとと、逃げろよ!

「そこで、お前に頼みがある。我らがセブンは完成間近だが、ひとつだけ足りないものがある。ウルトラビームだ…。ビームの秘密を知りたい!我らがセブンは、我がサロメ星の科学を結集して作り上げたものだ。完成すれば天下無敵…。我らの計算では、本物のセブンでも倒せる!」(男)
「さあ、ダン…。ウルトラビームの秘密を云うのよ」(女)
「……」(ダン)

そんな重大な秘密を話すわけにはいかない。
「よし、トークマシンを使おう」(男)
(チキショー…。ウルトラ・アイさえあれば…)(ダン)

ダンは、ウルトラ・アイを車に置いてきたのだ。


ホーク1号が到着した。
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フルハシ・アンヌと合流するキリヤマ隊長・ソガ・アマギ。
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「間違いなくダンの車です」(アンヌ)
「この先に灯台があります」(フルハシ)
「よし、行ってみよう」(キリヤマ)


灯台に近づく一行…。
「ちょっと待て!」(キリヤマ)
キリヤマ隊長が持っていた万年筆型の探知機が反応した。
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「下がれ!」(キリヤマ)
石を放る。爆発し粉々になる石。
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「見えないバリヤに包まれている…。引き上げよう」(キリヤマ)


トークマシンをかけられるダン。
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「ウッ…ウウウ…」(ダン)
「さぁ、ウルトラビームの秘密を言え…」(男)
「早く言うのよ、ダン」(女)

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「ウッウウウ…、M・2・S・H・3・G・W・F・B・1…」(ダン)
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←こんなので分かるのか??

「よぉし、よく言った…。これでウルトラビームができる。我らがセブンも完成するぞ」(男)


海岸。
「おそらくこの辺の地下には敵の基地がある…。おそらくダンも…」(キリヤマ)
「どうやって潜入します?」(アマギ)
「まともに行っては、ダンの二の舞になる…」(キリヤマ)

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またまた拘束具を外され、ダンを自由にするサロメ星人の男女。おとなしくついていくダン・・・
ウルトラビーム取り付けを見せられる・・・
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「ダン、見なさい。あなたの兄弟が誕生するのよ」(女)

ウルトラビーム照射。
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動き出した、ロボットセブン。
「セブンを地上に出す。ウルトラ警備隊もセブンが相手なら不足はなかろう、フッハッハ…」(男)
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ロボットセブンは、掛け声とともに地上へ向かった…


「あっセブンだ!」(ソガ)
しかし、ウルトラ警備隊の目の前で、貨物船を攻撃するセブン。
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←船の名前、黒潮丸…、いっつもこんな名前だね…。

「セブンが船を!」(フルハシ)
「狂ったのか!」(アマギ)
「まさか、そんなはずはないわ!」(アンヌ)

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終わりが近くなり予算が余ったのか?、豪快にセットを壊すセブン(笑)
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またまたおとなしく拘束具をつけられるダン…。
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←だから、隙をついて逃げろよ~・・・

海底工場に時限装置をセットするサロメ星人。
「ここが、お前の墓場だ」(男)
「さようなら、ダン!」(女)

脱出するサロメ星人。
(早く何とかしなければ、基地もろとも吹っ飛ぶぞ…)(ダン)

拘束具をライターで焼き切るダン…。
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←タバコも吸わないのに、なぜ持ってる?

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←熱そう・・・

なんとか拘束具を焼き切って脱出!

爆発する海底工場。
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間一髪、間に合ったダンは、泳いで海岸へたどり着いた。

「アギラ、頼むぞ!」(ダン)
ウルトラ・アイを取りにいく間、アギラを使って時間を稼ぐ。
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←カプセルは持っていたんだね…?

しかし戦う相手がご主人様であるセブン??悩むアギラ・・・
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そんな従順なアギラに、殴る蹴る引っ張るの暴行を加える偽セブン。
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ウルトラビームでホークを攻撃する偽セブン。
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海水へ不時着するホーク。
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ボートで脱出する隊員達。

やっとセブンに変身。
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セブンvs偽セブンの対決だ!

ビームで攻撃しあうセブン&偽セブン。
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←どうみても紐だが・・・

空中で激突するセブン&偽セブン。
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海面へ落ちる、そして爆発!
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・・・どっちのセブンが勝ったのか・・・?

しばらくして、海面へ浮かび上がるセブンの姿が。
サロメ星人のほうに泳いでくる・・・
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「もう世界は我々のモノ。地球人たちは、我らのセブンに征服されるでしょう…」(女)
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しかし、近づいたセブンは、サロメ星人の水中翼船型宇宙船を持っていく。
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そして、空中に飛び去っていく…。
かなたで閃光が…、サロメ星人の宇宙船が爆発したのだ
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「セブンは勝ったんだ、俺たちのセブンだ!」(アマギ)
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飛びながら警備隊員に敬礼するセブン。
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「おーい」(ダン)
「あっ、ダンだわ!」(アンヌ)
「ダン!」(ソガ)
「隊長ぉ!」(ダン)

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平和的な終曲~伊良湖岬遠景。
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<今週の宇宙人>
・ロボット超人:ニセ・ウルトラセブン
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・身長:40m
・体重:3万5千t
・出身:伊良湖岬沖、海底秘密工場
・特技:セブンの真似
・特徴:腰のベルト模様
・弱点:やっぱ、本家には勝てない 

・侵略星人:サロメ星人
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・身長:1m55㎝~1m75㎝
・体重:45㎏~80㎏
・出身:サロメ星
・特技:人間に化けっぱなし
・特徴:変身しない


<ゲスト出演者>
・女サロメ星人役:嘉手納清美さん
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1960年代後半から1970年代にかけて映画やドラマなどで活躍し、セブンの他、「ミラーマン」など円谷プロの番組にも出演。元夫は「ウルトラQ」のピーターの回で、ボクサー:ダイナマイトジョーを演じた工藤堅太郎氏。

・男サロメ星人役:高橋正夫さん
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特別機動捜査隊の刑事役で出演されたらしいですが、それ以上の詳しい情報は不明。


<ロケ地>
・観音崎灯台(サロメ星人の秘密基地)
・荒井漁港(赤いスポーツカーを追跡するシーン)
・日本相互銀行 上野毛研修会館(屋外プール)
・荒崎海岸(海岸の岩場シーン)
・伊良湖岬(冒頭とラストの映像)
・三谷温泉「松風園」(女が立ち寄るホテル)


<撮影秘話>
・この回は第44話「恐怖の超猿人」とカップリングで撮影されました。前回の犬山からほど近い、渥美半島の先端、伊良湖岬が今回の舞台です。

・「ノンマルトの使者」に続いて、水着姿を披露したアンヌ。ノンマルトの時は衣装だったそうですが、今回のは私服だそうです。

・怪しい女が運転する赤い「ホンダS800」は1965年10月発売。通称「エスハチ」と呼ばれ、同クラスの「トヨタスポーツ800」通称「ヨタハチ」と人気を二分していました。またこの回では、1958年発売以降「てんとう虫」の呼び名でロングセラーとなった「スバル360」も写っています。当時の傑作車たちが劇中で活躍するのもセブンならではの魅力のひとつです。






以上、「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーでした!



次回もお楽しみに!

(C)円谷プロダクション




Posted on 2017/08/18 Fri. 19:00 [edit]

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魅惑のセブンの世界・・・ その45(後半)  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




前回に引き続き、ウルトラセブン第45話「円盤が来た」の後半です!




ウルトラセブン第45話「円盤が来た」

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<あらすじ(後半)>

作戦室にアンヌが入ってくる。
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「隊長、昨日の第一通報者、世田谷区のフクシンさんです。今日は、円盤のフィルムを持って駆けつけたそうです」(アンヌ)

隊員たちは、またも関係各方面との確認の真っ最中…。しかし、またも異常はないようだ。

「昨日今日と、アマチュアからの知らせがやけに多い。しかし、天文台その他の観測所では何の異変も認めていない…。どういう現象だろう?」(ソガ)
「バカげてるよぉ!こんなデララメな通報をいちいちウルトラ警備隊が真に受けて、パトロールに出動するなんてのわぁ…」(フルハシ)
「何ともなければ、それでいいじゃないか。我々が無駄な働きをすればするだけ、地球は平和ってことだ…」(キリヤマ) 
「隊長、フクシンさんの持参した写真を焼いたんですが、何の異変もないようです」(アンヌ)
「アハハハ…、そんなことだと思ったよ」(フルハシ)
「これからはこの手の通報連絡は広報班にやってもらうか」(キリヤマ)
「そうですよ隊長、肝心なことがおろそかになるといけません」(アマギ)


しかし、ダンとソガは、写真を見ながら、
「・・・星が多いな・・・」(ダン&ソガ)
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真夜中。またもウルトラ警備隊に相手にされなかったフクシンと酔っぱらったゲンさんが、大声を出しながら・・・

「何がウルトラ警備隊だ!俺はこの目でちゃんと見たんだっ!」(ゲンさん)
「まあ、いいじゃないですか、なんかの間違いだったんですよ・・・」(フクシン君)
「おい!起きろ~!チクショウ~!起きろってんだ!!」(ゲンさん)

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ソバ屋をたたき起こそうとするゲンさん。

騒音にたまらず起きてきたソバ屋のシゲ。
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「いい加減にしてくれよ!眠れやしねえじゃねえかよ!」(シゲ)
「・・・すいません。」(フクシン君)


そんなことはお構いなしに、大声で叫ぶゲンさん。

「円盤だ~!宇宙人だ~!!」(ゲンさん)
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すっかり出来上がったゲンさんを介抱するフクシン。普段の二人をやり取りを知るシゲはこの姿を見て・・・

「あ~?いったいどうゆう風の吹き回しだい?」(シゲ)



多摩川土手。またまたあの少年と出会うフクシン君。
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「お兄ちゃんなぁ…、あんまり気が強い方でもないし、星を見ることだけが、楽しみだったんだよ。どこでもヘマばかりやって、怒られてばかりだろ。…それに人間なんて嫌いなんだ」(フクシン君)
「慰めてくれる恋人はいないのかい?」(少年)
「…ませてるなぁ、ボクは?」(フクシン君)

「いいだろ星はきれいで、星の世界に行ってしまいたいよ…」(フクシン君)
「ボクがお兄ちゃんの望みをかなえてあげるよ…、きれいな星の世界に連れてってあげる」(少年)
「…いいだろうなぁ、星の世界で暮らすのは…、のんびりと誰にも煩わされず…」(フクシン君)

夢見るフクシン君。

「…けど夢さ!僕のアタマはどうかしてるんだ。ありもしない円盤のことなんかで、夢中になってウルトラ警備隊に報告したりしたんだ。うちのガラクタ望遠鏡で見えるんなら警備隊や天文台じゃ、もっと早く見えるはずだもんな…」(フクシン君)


少年の家にやってきたフクシン君。
家に入ると同時に、BGMに「野球中継」が被る…。
←「狙われた街」と同じですね・・・
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「坊やの家は、望遠鏡屋さんか!」(フクシン君)
「ガラクタさ!」(少年)
「いやぁ、ずいぶん立派なものだヨ。…お店の人もお母さんたちもいないのかい?」(フクシン君)
「うん、もうすぐ来るよ…」(少年)
「いいなぁ…、こういうのが欲しいなぁ…」(フクシン君)


数並ぶ天体望遠鏡のひとつを覗いてみるフクシン君。
「あっ…!」(フクシン君)
なんと、その望遠鏡にも円盤が見える!
「坊や、ちょっとこの望遠鏡覗いてみてごらん。円盤が見えるかどうか確かめてくれよ!」(フクシン君)
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「確かめなくたって見えるよ、お兄さん」(少年)
「えっ…」(フクシン君)
「もっとよく、大きな画面で見せてあげるよ」(少年)

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襖を開ける少年。そこには大画面テレビが…。
「…それは…」(フクシン君)
テレビに写る円盤群。

「これは、ペガッサ星雲第68番ペロリンガ星で、地球を征服するために送り込んだ円盤群さ…」(少年→ペロリンガ星人)
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「やっぱり…」(フクシン君)
バックで流れていた野球中継、打球音と大歓声。
絶句するフクシン君。
光の中に消えていく少年…。



少年に変わって光の中から現われたサイケな色調の「ペロリンガ星人」
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「君ガ見タモノハ、正シカッタノサ。うるとら警備隊ヤ天文台ガ信用シナカッタノハ無理モナイ。私タチハ、円盤ヲ星ニかもふらーじゅシタンダカラネ。君ノ素晴ラシイ直感デ円盤ニ見エタモノモ専門家ニハ星トシカ見エナイ。コレデ専門家ヲ油断サセルノガ、私タチノ狙イサ。ツマリ、うるとら警備隊ヤうるとらせぶんヲネ…。私タチハナルタケ穏ヤカニ、コトヲ運ビタイノサ…。」(ペロリンガ星人)

「『おおかみガ来タァー!』…、幾度モ言ッテイルウチニ誰モ振リ向キモシナクナル。本当ノおおかみハ、ソノ隙ニヤッテクル!。…コンナ地球ノ童話ヲ私タチモ知ッテイルヨ…」(ペロリンガ星人)
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懐かしの「黒電話器」をフクシン君の前に持ってくる…。
「普通ノ地球ノ電話機サ…。試シテゴラン。私ハ今、宇宙人ノぺろりんが星人ト話シヲシテイルト言ッテ…」(ペロリンガ星人)
言われるままに電話をかけるフクシン君。
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「ソウソウ…」(ペロリンガ星人)
ペロリンガ星人に頭をなでられるフクシン君。


地球防衛軍広報班。
「えっ~、宇宙人の習慣についてのお尋ねですかぁ…」(防衛隊員)
またかよぉ…、と言う感じの防衛隊員。
「…宇宙人だよぉ!…宇宙人だよぉ!…宇宙人だよぉ!…宇宙人だよぉ!」(フクシン君)
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「ではまた、どうもどうも」(防衛隊員)
ガチャ…。
今度は資料を返しにきたダンに取り次ごうともしない。。。

一方的に電話を切られて呆然とする、フクシン君…。
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「ホウラ、モウ本当ノコトヲ信ジチャクレナイシ、本部ノ誰ニモ取リ次イデモクレナイダロウ。人間ナンテソンナ動物サ…。専門家ハ常ニあまちゅあヨリ正シイト思ッテイルノサ。ソコヲ突ケバ、油断シテイル隙ニ、苦モナク地球ヘ大円盤群ヲ着陸サセラレル。」(ペロリンガ星人)

「サァ、約束ヲ果タシテアゲヨウ…。私ハ地球ニ飽キ飽キシタ君ヲ、星ヘ連レテイッテアゲルヨ…。モウ随分大勢ノ地球人ヲ、私ハ星ヘ連レテイッテアゲタンダ。ホラ、アル日突然蒸発シテ、イナクナッタ人タチガ、君ノ身ノ回リニモイルダロウ…」(ペロリンガ星人)

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誘惑に負けそうなフクシン君…。


メディカルセンター。
アンヌ、ダン、ソガの3人が、フクシン君の撮った写真を見ている。
「いいこと、星が一瞬の露光で写るわけがないとしたら、これはなんだと思う?・・・これは星じゃないのよ…」(アンヌ)
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写真を食い入る見るダン。
「星に見せかけた円盤群なのよ、やっぱり!」(アンヌ)
顔を見合わせるダンとソガ。
「異常発光物体だから、アマチュアのカメラにも写ったってわけ…」(アンヌ)


作戦室。
「隊長、ここの所なんです」(ダン)
さっきのフクシン君の電話の録音テープを聞く。
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「あのね警備隊や天文台の観測機は強力な磁気と、…何だっけ?…"フ・ト・ー・シ・バ・リ・ヤ・ー"…不透視バリヤーだってさ、そいつで見えるものも見えなくされちまっているんだよぉ…。わかんないのかい…、宇宙人が襲来……」(フクシン君)
明らかに別人の声が混ざっている。

「よし、わかった。ダン、ソガは直ちに、パトロールに出発!」(キリヤマ)
ウルトラ警備隊出動!


宙空に向かったホーク1号。
幾つもの光の固まりが攻めてくる…。
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ペロリンガ星人も飛んできた…。
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セブンも飛んできた。
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戦うセブンとペロリンガ星人。
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サイケデリックなイメージ画面でよく分からん(笑)。

そのうち、決着はついた・・・みたい?
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←実相寺作品では戦闘シーンはほとんどオマケみたいなもんですね(笑)。



ポインターで送られるフクシン君。
「お、帰ってきたぞ…」(ヤジウマ)
ポインターに群がる横丁長屋の人々。
「いずれ、ウルトラ勲章は君のモノさ」(ダン)
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ヒーローの凱旋に沸く、横丁長屋。
「いい青年だよ。俺は昔から目をつけていたんだ!」(ゲンさん)
「ほぉう…」(シゲ)

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←勝手なことばかり言ってる(笑)

「どうだい、俺のところへタダで養子に来ないか」(ヤジウマ)
「サブ!よくやった」(ヤジウマ)

喧騒の横丁長屋…。
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居場所がないような表情のフクシン君は、今日もまた夜空を見上げる…。
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廃管、赤錆びの鉄屑。
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古タイヤ。
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廃材。
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オート三輪。
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いずれも今では見られない昭和の下町工場付近の風景。

そんなゴミだらけの町の中で、今日も自転車で工場へと向うフクシン君。
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今日もまた、遅刻だ。
社長からまた小言を言われるのか…。
また、つまらない一日が始まるのだ。
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こんなゴミだらけの地球は捨て去って、キレイな星に行ってしまいたかった…。
そう思いつつも、フクシン君は今日を生きるのです。。。



おしまい。







<今週の宇宙人>
・サイケ宇宙人:ペロリンガ星人
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・身長:1m80㎝
・体重:80㎏
・出身:ペガッサ星雲第68番ペロリンガ星
・特技:人の弱みに付け込む
※ちなみにペロリンガ星人の声は、ナレーターの浦野光氏があててます。


<ゲスト出演者>
・フクシン君役:実相寺作品では常連の冷泉公裕さん
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冷泉さんは、文学座演劇研究所出身の演劇畑の俳優で、実相寺昭雄監督作品では常連だそうです。また、テレビでも「北の国から95」「ニュースなあいつ」といった人気ドラマに出演され、声の出演として、「もののけ姫」にも参加されたそうです。

・ゲンさん役:初代「食いしん坊バンザイ!」でお馴染み、渡辺文雄さん
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下町の町工場の頑固オヤジを演じた渡辺さんは、なんと東大出身、その後電通入社を経て、俳優の道に入ったという経歴の持ち主。「ウルトラQ」第15話「カネゴンの繭」では、カネゴンと敵対するヒゲオヤジをゲンさんと同様のキャラで、怪演されています。

・そば屋「増田屋」の若旦那シゲ:ミッキー安川さん
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ミッキーさんは、ヨコハマ生まれのアメリカ育ち。シンシナチ大学卒業後、サンディエゴ大学院へ進みます。その後、帰日してバンドマネージャーみたいなことから芸能界入りしました。

・謎の少年役:高野浩幸くん
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後に超人バロムワンの白鳥健太郎役で有名になった高野さんは、円谷作品では他にも、怪奇大作戦 第12話「霧の童話」、「帰ってきたウルトラマン」第15話「怪獣少年の復讐」などに出演されています。NHKの少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」の主人公役も彼だそうです。

・町工場の社長役:金井大さん
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第3話「湖にひみつ」で、エレキングの幼魚を釣り上げたおじさんとして出演、セブン2回目の登板です。たったひと言だけのセリフですが、妙に存在感がありますね。


<ロケ地>
・和泉多摩川(河原のシーン)
・東宝ビルト(フクシン君のアパート、金子自動車)
・世田谷区砧の蕎麦屋(そば屋「増田屋」)


<撮影秘話>
・本作は第43話「第四惑星の悪夢」とのカップリングで製作されました。第43話同様、共同脚本名義になっていますが、第43話が上原正三脚本がベースだったのに対し、本作は実相寺昭雄単独脚本だそうです。

・セブンにおける実相寺4作品のロケは、すべて多摩川流域を中心に選んばれています。調布市、狛江市、世田谷区、大田区、そして対岸の川崎市です。特に川崎側には第8話「狙われた街」の冒頭シーン、北川町駅前、メトロン星人のアパート、本作品の町工場やラストシーンなど、シリーズ屈指の名場面のロケ地が散在しています。実相寺監督の「川崎高」というペンネームは、川崎という土地からとられたようです。

・劇中頻繁にでてくる河原は和泉多摩川の土手です。この辺りは1974年9月に発生した「多摩川水害」により、狛江市猪方地先の左岸堤が260メートルにわたって決壊、民家19戸が飲み込まれました。住宅が川に流されるというショッキングな映像が、当時のニュースなどで繰り返し放送され、その後、家庭崩壊をテーマとして高視聴率を記録したTBSテレビ「岸辺のアルバム」のオープニング・タイトル・バックにそのニュース映像が使用されことでも有名です。





以上、「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーでした!



次回もお楽しみに!

(C)円谷プロダクション







Posted on 2017/08/11 Fri. 19:15 [edit]

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