【tera045の音楽&サブカル備忘録】

「tera045」が関わった音楽&サブカル(TVマンガ、特撮など)に関する興味、関心、活動などを記録していくブログです。

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[再]魅惑のセブンの世界・・・ その3  


毎度おなじみ、[再]魅惑のセブンの世界・・・のコーナーです!




今回は第3回のこのエピソード!


ウルトラセブン第3話「湖のひみつ」

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<制作データ>
放映日:1967年(昭和42年)10月15日
制作第1話
脚本:金城哲夫
監督:野長瀬三摩地
特殊技術:高野宏一
本放送時視聴率:32.1%


<あらすじをざっくり言うと・・・>
キソ谷に未確認飛行物体が落下。調査のため現地へ飛んだダン達は河原に宇宙船を発見。中には謎の少女が・・・煙幕で意識を失ったダンからウルトラアイを盗み出す少女。いったいこの少女は何者なのか・・・?



※詳細は2016年7月18日に掲載したこちらの記事をご参照ください!
↓↓↓↓
http://tera04569.blog.fc2.com/blog-entry-546.html
※いくつか追記しております。




以上、[再]魅惑のセブンの世界・・・のコーナーでした!




次回もお楽しみに!!




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Posted on 2017/10/15 Sun. 19:00 [edit]

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[再]魅惑のセブンの世界・・・ その2  


毎度おなじみ、[再]魅惑のセブンの世界・・・のコーナーです!




今回は第2回のこのエピソード!


ウルトラセブン第2話「緑の恐怖」

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<制作データ>
放映日:1967年(昭和42年)10月8日
製作話番:2話
脚本:金城哲夫
監督:野長瀬三摩地
特殊技術:高野宏一
本放送時視聴率:33.8%


<あらすじをざっくり言うと・・・>
宇宙ステーションV3から6ヶ月ぶりに帰還したイシグロ隊員。そのイシグロ隊員の自宅に怪しい金属の物体が舞い降りた。その後、恐ろしい怪物が都内に現れ、襲われた者がさらに怪物化して人間を襲うという事態が。ウルトラ警備隊が出動、謎の究明にあたる。一方、イシグロ夫妻は混乱を避け、箱根の別荘に向かうが、その車中、イシグロ隊員の身に降りかかる「緑の恐怖」が・・・!?



※詳細は2016年7月5日に掲載したこちらの記事をご参照ください!
↓↓↓↓
http://tera04569.blog.fc2.com/blog-entry-530.html
※いくつか追記しております。




以上、[再]魅惑のセブンの世界・・・のコーナーでした!




次回もお楽しみに!!




Posted on 2017/10/08 Sun. 19:00 [edit]

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[再]魅惑のセブンの世界・・・ その1   


本日2017年10月1日は、「ウルトラセブン」放送50年目にあたる日です!
※本放送第1話は、1967年10月1日でした。



・・・という訳で、これから約1年間、ウルトラシリーズではお馴染み、「再放送」での「魅惑のセブンの世界」のコーナーをお届けしたいと思います!



※ちなみに、2016年6月27日に掲載した第1話はこちらをご参照ください↓↓↓
http://tera04569.blog.fc2.com/blog-entry-516.html




まずは記念すべき第1回の、このエピソードから!


ウルトラセブン第01話「姿なき挑戦者」

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<制作データ>
放映日:1967年(昭和42年)10月1日
制作話数:第5話
脚本:金城哲夫
監督:円谷一
特殊技術:高野宏一
本放送時視聴率:33.7%


<あらすじ>

「地球は狙われている!今…、宇宙にただよう幾千の星から、恐るべき侵略の魔の手が…」(浦野光)

眠らない大都会・・・どこまでも続く光の街路・・・きらめくネオンの光・・・

そんな大都会の夜、警察の検問に停められた運転手が、警察官の目の前で、突然の発光とともに、跡形もなく消失する事件が多発した。。。
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地球防衛軍極東基地。
「ここは、宇宙のあらゆる侵略から地球を守るために組織された、地球防衛軍の秘密基地である。地下数十メートルに建設されたこの要塞には、科学の粋を集めた最高の設備があり、最新鋭の武器が装備されていた。そして、ウルトラ警備隊をはじめ300名の防衛隊員が昼夜を徹して、鋭い監視の目を光らせていた」(浦野光)


※第1話なので、最初にメンバー紹介があります。

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キリヤマ隊長、年齢38歳。隊歴16年、東京都出身。


地球防衛軍極東基地最高司令官であるヤマオカ長官から、相次ぐ人間消失事件の説明を受けるキリヤマ隊長。
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「そこで、我が地球防衛軍のエースともいうべきウルトラ警備隊に、この事件を担当してもらうこととなった」(ヤマオカ長官)
ウルトラ警備隊に非常召集命令が発令された。


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ソガ隊員、年齢25歳。隊歴3年、九州出身。

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フルハシ隊員、年齢29歳。隊歴7年、北海道出身。地球防衛軍きっての怪力の持ち主。

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アマギ隊員、年齢24歳。隊歴2年、名古屋出身。名プランナー。

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アンヌ隊員、年齢…いや、こりゃ失礼…。隊歴2年、東京都出身。ウルトラ警備隊の紅一点。

作戦室に集まる隊員たち。
「よく聞け!敵はついに、我々地球防衛軍に対して挑戦状を叩き付けてきた!たった今、パトロール中の防衛隊員2名が、自動車ごと消されたという報告が入った。敵はすでに我々の動きを知って襲ったものと考えられる。みんな今後の行動には十分注意するように」(キリヤマ)

調査を開始したウルトラ警備隊。フルハシとソガを乗せたポインターが出動した。
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パトロール中のポインターの行く手を阻むように、道の真ん中に青年が立っている。
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「こらぁ、どいた、どいた!ヒッチハイクの相手をしているヒマなんかないんだ!」(フルハシ)
怒鳴るフルハシ。しかし、動かない青年。

「仕方がない。ソガ、いっちょ、おみまいしてやれ」(フルハシ)
フルハシとソガは、煙幕をたく。
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煙幕が晴れると、青年の姿はなかった。
「…フッハッハ、さあ行こうか」(フルハシ)
しかし、タイヤが空転して前に進まない。
「ハッハッハハ…」(青年)
ポインターの屋根の上で、青年が笑っていた。
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「おい君、我々の邪魔をすると承知せんぞ!」(ソガ)
「邪魔するなんてとんでもない!その逆ですよ、ソガ隊員!」(青年)
「どうして僕の名前を…」(ソガ)
「あなたがフルハシ隊員で、防衛軍きっての怪力の持ち主だってことも知ってますよ」(青年)

訝しげなフルハシとソガ。

「我々に何か用でもあるのか」(フルハシ)
「あなたたちの命を助けてあげようと思って、さっきからここで待っていたんです」(青年)
「命を助けるぅ…?君が、か…?ハッハッハッハ」(フルハシ、ソガ)
「笑い事ではありません。命が惜しかったら、これから先へは行ってはいけません」(青年)
「命が惜しくてウルトラ警備隊の任務が勤まるか。ソガ行こう!」(フルハシ)
「おやめなさい。ワナに落ちるようなもんだ」(青年)

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そこに巡回中のパトカーが来る。
青年の制止を無視して進むパトカー。
「危ない!行っちゃいかん!」(青年)
空からの怪光線がパトカーを襲う。消失するパトカー、驚くフルハシとソガ。
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「今、ウルトラ警備隊が相手にしているのは、恐るべき宇宙人です。やつらは地球を侵略するのに数年前から実験用の人間の標本を集めていたのです。だが、今や、奴らは次の行動に移ろうとしている。何故だと思いますか…地球防衛軍、いやあなたたちウルトラ警備隊が行動を始めたからです。…どんな恐ろしい手段を使うかもしれない…気をつけてください」(青年)

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「君はいったい何者だ?」(フルハシ)
「ごらんの通りの風来坊です」(青年)
「名前は?」(ソガ)

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「名前?そう、モロボシ・ダンとでもしておきましょう」(青年)
←とでもしておきましょう・・・って。思いっきり怪しい(笑)。

その時、見えない敵からの攻撃を受けて、負傷するソガ、フルハシ。
バリアで防御するポインター。
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怪しい風来坊に運転を任せて、基地に戻るソガ、フルハシ。



見えない敵からの攻撃を受けて、急遽招集された地球防衛軍極東基地の参謀本部。

「姿なき宇宙船か・・・彼らは何のために人間を消してるのだろう・・・?」(ヤマオカ長官)
「フルハシとソガを救ってくれた例の不思議な青年の言によると、人間標本を集めているんだ、と言ったそうです」(キリヤマ)
→素性が分からない者の言に、素直に納得する参謀達(笑)

その時、アマギが参謀室へ。
作戦室のモニターには、異形の姿が映し出されていた。
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「地球防衛軍の諸君に告ぐ。即座に武装解除して、我々クール星人に全面降伏せよ」(クール星人)
←いきなり無茶な要求を突き出すクール星人。

「全面降伏…?地球防衛軍は、この極東基地だけではないぞ!地球の各地に、我々の仲間がいる。人類はそうたやすく、地球を見捨てたりしない!」(ヤナガワ参謀)
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「人類なんて、我々から見れば、昆虫のようなものだ…」(クール星人) 
←どう見てもオマエの方が虫だろうが(笑)
「これを見るがよい!」(クール星人)
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消えた人々は捕らえられていたのだった。そう、人間標本…。
「どうだね?彼らの運命は君たちの返事にかかっているんだ…。さあ、すぐに答えるんだ。全面降伏に応じるか?」(クール星人)
「・・・断る!」(ヤマオカ長官)


見えない宇宙船からの攻撃を受け、火の海となる京浜工業地帯・・・
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「隊長、出動しましょう」(アマギ)
「待て!…冷静に作戦を練るんだ」(キリヤマ)


その時、何かを思いついたかのように、ダンに近づくアンヌ。

「ダン、あなたの地球がピンチにたたされているのよ。何か敵を倒す方法はないの?」(アンヌ) 
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←素人に敵を倒す方法を聞くウルトラ警備隊って・・・(笑)

「ひとつだけある!」(ダン)
←知ってるのかい!(笑)
「本当か?」(アマギ)
「敵の宇宙船を見えるようにすることだ。あの宇宙船は保護色を使って姿を隠しているんだ。特殊噴霧装置を利用して、こちらで色を吹き付けてやれば、相手の正体がわかるはずだ」(ダン)
「しかし、噴霧装置をつくるのにどれくらいの時間がかかるんだ?」(キリヤマ)
「科学班の協力があれば、すぐです」(ダン)

←なんでそんな内部事情まで知ってるんだ・・・
「うむ…長官に進言してみよう」(キリヤマ)

「ピンチに立たされた地球防衛軍は、キリヤマ隊長の進言に基づき、特殊噴霧装置作戦を取ることになった」(浦野光)
←素人の風来坊の策に乗る地球防衛軍って・・・(笑)

特殊噴霧装置が完成し、ホーク1号に搭載された。
臨時隊員としてホーク1号に搭乗する風来坊ことダン。
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噴霧作戦は成功し、クール星人の宇宙船は赤に着色された。
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アルファ号、ベータ号、ガンマ号の3機に分離するホーク1号。
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3機からの攻撃によって被弾した宇宙船。しかし宇宙船は、墜落するふりをして岩場に身を隠した。
合体して元に戻ったホーク1号は、一瞬の隙をついて攻撃され、被弾。不時着するホーク1号。
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不時着するホーク1号から、ひとり機外に出るダン。
ダン、ボックスからひとつのカプセルを取り出す。
「ウインダム、頼むぞ!」(ダン)
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声を掛けて、黄色のカプセルを投げるダン。
白煙のなかから、カプセル怪獣ウインダム登場。
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しかし、小円盤群に苦戦するウインダム。
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←何のために登場したんだ・・・(笑)
「ウインダム、戻れ!」(ダン)
黄色のカプセルになるウインダム。

ダン、初めての変身シーン。
「デュッワ!」(ダン)
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ジャンプしたダンに向かって、飛んでくるウルトラ・アイ。

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クール星人の宇宙船内に潜入するセブン。
捕えられた人達を助けるため、制御装置をエメリューム光線で破壊するセブン。

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突如現れたクール星人。しかしセブンは少しも慌てず、アイ・スラッガーでやっつける。
←この一匹しかいないのか?

山の中から現れるセブン。
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←初めて見る超巨大星人に、ウルトラ警備隊も警察もビックリ!

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クール星人の宇宙船とともに、宇宙の彼方へ・・・

「全面降伏せよ!」とか言ってたくせに、セブンにあっさりやられるクール星人って・・・



戦い済んで、作戦室。
「いやぁ、今度の事件になくてはならかったのは、あの風来坊だったな…」(フルハシ)
「彼はどこに行ったのかしら?」(アンヌ)


自動扉の開く音。.そこには、隊員服を着た風来坊が…
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「ここだよ諸君、紹介しよう、モロボシ・ダン隊員だ。今日からウルトラ警備隊員として、勤務についてもらう」(ヤマオカ長官)





<今週の宇宙人>
・宇宙狩人(ハンター):クール星人
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・身長:2m
・体重:75㎏
・出身:クール星
・武器:円盤群
・特徴:自分のことを棚にあげて、地球人を昆虫呼ばわりする
・弱点:どう見ても強そうには見えない。一匹しかいない。

・カプセル怪獣:ウインダム
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・身長:1㎝~40m
・体重:1g~2万t
・出身:メタル星
・特徴:身体が鋼鉄よりも硬い
・武器:額部からのビーム光線(あまり役に立たない)
・弱点:電子頭脳を狂わされること


<ゲスト出演者>
・地球防衛軍極東基地 長官&参謀達
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第1話ということもあり、首脳陣も勢揃い!
左から、ボガード参謀、ヤマオカ長官、ヤナガワ参謀、タケナカ参謀、マナベ参謀 です。



<ロケ地>
・赤坂見附(冒頭のナレーション背景)
・世田谷区立体育館(フルハシの紹介シーン)
・箱根県道736号線(問題のダン登場シーン)


<撮影秘話>
・この回でのモロボシダンの服装(黄色いジャンパーとジーンズ)は、当時人気だったジェームス・ディーンのイメージもあったとのこと。

・ウルトラ警備隊が誇る特殊車両「ポインター」。実は10年落ちの中古車(1958年式クライスラー・インペリアルクラウン)を5万円で購入し、美術の成田亨氏が一週間つきっきりで改造。外観上、ほとんど原形をとどめていません。本番撮影はもとより、監督、スタッフ、キリヤマ隊長たちの送迎やロケ地への移動などに大いに活躍したそうですですが、ただでさえ目立つ外観のため、キリヤマ隊長役の中山昭二さんは、恥ずかしくて交差点で止まるとずっと下向いたそうです。また、当時すでに10年落ちの中古車で調子が悪いことも多く、撮影の際はスタッフが押して動かすこともあったそうです。

・あの有名なウルトラホーク1号の発進シーン、「Fourth gate open! Fourth gate open!」ですが、ずっと「Force gate~(軍用ゲート)」だと思ってましたが、調べてみると、「Fourth gate~(4番目のゲート)」が正しいそうです(満田監督談)。

・初期の設定では、モロボシダンはポインターの運転手という準隊員で、活躍を重ねて隊員に出世していくというストーリーが考えられていたそうですが、モロボシダンは運転免許を持っていなかったので、風来坊として登場させ、最初から正隊員とするという設定がとられたそうです。身分証明書代わりに免許を取る今とは違い、1960年代後半は、20代の若者が免許を取ることは結構大変なことだったそうです。免許取得が目的で、警察、消防、自衛隊に入る人も少なくなかったそうですから・・・当時運転免許を持っていたのは、キリヤマ隊長と、「いすずベレッタ」に乗っていたフルハシぐらいだそうです。






以上、”[再]魅惑のセブンの世界・・・”のコーナーでした!


次回もお楽しみに!

(C)円谷プロダクション




Posted on 2017/10/01 Sun. 19:00 [edit]

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魅惑のセブンの世界・・・ その49【最終回】  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




約1年に渡ってお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」、ついにセブンが地球を去る日がやって来ました・・・

今なお伝説として語り継がれる、感動の最終話です!




ウルトラセブン第49話「史上最大の侵略(後編)」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)9月8日
制作話数:第49話
脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術:高野宏一



<あらすじ>

苦しんでいたダンのうめき声が、止まった…。
「…大丈夫。峠は越したようだわ」(アンヌ)

ダンの生命の無事を確認したキリヤマ隊長は、看護をアンヌに任せ、フルハシとソガを促がして作戦室へ戻る。

入れ替わりにキタムラ博士がやってきた。
「レントゲン写真を撮ってみよう、手術の必要があるかもしれない。アンヌ隊員、手術室の用意を」(キタムラ博士)
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目を閉じたまま二人の会話を聞いていたダンは・・・


偵察中のホーク3号。
「おい、怪獣の死骸がなくなっているぞ…」(フルハシ)
切り落とされた片腕と片足を残して、ボディはなくなっていた…。
そこに緊急通信。
「ソガ、フルハシ…、直ちに基地へ帰れ!敵の攻撃を受けている」(キリヤマ)


上空の円盤から攻撃を受ける基地。爆発と火災の続くニ子山…。
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迎撃のためにホーク1号を発進させると、基地の中は丸見えになる・・・
手も足も出せずに、悔しがるクラタ。


緊急事態にメディカルセンターに戻ったアンヌ。
「…!」(アンヌ)
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ベッドはもぬけの空だった…。
「ダァ~ン、ダァ~ン、ダァ~ン!」
混乱の基地の中、ダンの姿を求めて走り回るアンヌ・・・


ホーク3号が帰ってきた。激しいミサイル攻撃。
黒煙を噴きながら逃げる円盤。
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後を追うホーク3号が黒雲を抜けたときには、そこに円盤の姿はなかった。
黒煙に隠れた円盤は、急降下して地下の秘密基地に戻ったのだ。
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ゴース星人の地下秘密基地。
円盤は、地底ミサイル発射場、パンドン改造工場などを通り抜け格納庫へ戻る。

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円盤乗組員が統領に報告をする。


混乱の作戦室。
「敵が防衛軍基地上空から直接攻撃してきたのは、これがはじめてだ」(キリヤマ)
「久しぶりに手ごたえのある連中だ…」(クラタ)
「大口を叩くな、次にどんな手を打ってくるか、わからんぞ…」(キリヤマ)


そこに、フルハシとソガが還ってきた。
「確かに命中はしたんですが、クマガタケの辺りで見失ってしまって…」(フルハシ)
「たぶん噴火口に突っ込んだでしょう」(ソガ)


そして、血相変えたアンヌが飛びこんできた。
「隊長!ダンがいないんです!」(アンヌ)
「…フッフッハッハッハ、今度は脱走か…。ウルトラ警備隊の恥じっさらしだよ、あいつは!」(クラタ)
「違います。ダンはそんな奴じゃ…」(ソガ)
「じゃあ、なぜ姿を消した…?…怖くなったんだよ…、防衛軍の仕事が…」(クラタ)
「あなたは彼を知らないんだ」(ソガ)
「あんなろくでなし、知りたいとも思わん!」(クラタ)


その時、緊急通信が入った。

画面には、アマギが写っている。
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「地球防衛軍に告ぐ…」(アマギ)
アマギは一方的に話し始めるが、その表情も声も普段のアマギではない…。

ヤマオカ長官、タケナカ参謀、マナベ参謀らも集まった。
「地球防衛軍は直ちに、我々ゴース星人に降伏せよ。我々ゴース星人に降伏すれば、火星の地底都市に移住を許可し、全人類の生活を保障する。我々は強力な地底ミサイルを持っている。地球人たちは空と海の守りは堅いが、地底はまったくの無防備だ。降伏に従わない場合には不本意ながら、世界各国の主要都市を一斉攻撃し、30億全人類の皆殺し作戦を実行する。ハッハッハッハッハ…」(アマギ)
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「チクショー、30億皆殺し作戦とは、ほざきやがる…。人類がやすやすと負けてたまるか!」(クラタ)
「そうだ!火星の地底都市でモグラになるんなら、死んだ方がマシだよ!」(フルハシ)

ヒートアップする隊員たちに厳しい表情で・・・
「これは30億全人類の運命がかかった史上最大の侵略だ。軽率に行動してはならん…」(タケナカ参謀)
←ちゃっかりタイトルコールを・・・

ヤマオカ長官も冷静に指示を出す。
「ウルトラ警備隊は、敵のミサイル基地を探し出してくれ。我々は各国首脳部を集めて、対策会議の真似事をやる。出来るだけ長引かせるから、なんとか敵の基地を見つけてくれ」(ヤマオカ長官)



夜道、ポインターが停まっている。
そこに接近する一台の白い車。
「あっ、ウルトラ警備隊のポインターだ。停めてよ」(アキオ少年)
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そこには、疲れ果てて、ハンドルに覆い被さっているダンの姿があった…。
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救急車を呼ぼうとした姉に、ダンは・・・
「救急車は要らないよ…。ちょっと休みたいだけなんだ…」(ダン)
「だってこんなところじゃ、身体に毒よ」(ユミ)

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「そうだ、ボクん家おいでよ!」(アキオ少年)



アキオ少年の部屋。
ダンを介抱するアキオ少年。
「ボクも大きくなったらウルトラ警備隊の隊員になるからねっ!」(アキオ少年)
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階下では、ユミと母親が話している。
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どうやら、かかりつけの医者を呼ぼうとしている。。。

会話を聞いたダンは・・・
「僕ねぇ、注射が嫌いなんだよ。だから…」(ダン)
「逃げちゃおうか、ボクたちの作戦本部があるから、そこに行こうよ」(アキオ少年)


アキオ少年の肩を借りても、やっとの思いでたどり着いた。
「さぁ、ここなら平気だよ。ここがボクたちの作戦本部さ。ねぇカッコいいでしょ!」(アキオ少年)
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ゴース星人の基地。
地球防衛軍からの返事が遅いため、怒りの頂点に達したゴース星人統領が叫んでいる。
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ついに、地底ミサイルが発射された。


地底ミサイルが世界主要都市へ向う・・・

ソ連(当時) モスクワのクレムリン・・・
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アメリカ合衆国 NYのマンハッタン・・・
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イギリス ロンドンのタワーブリッジ・・・
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そして、フランス パリの凱旋門・・・
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次々と地底ミサイルの餌食に・・・
地上は火の海と化した・・・
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←こりゃあもう、地球滅亡ですよ・・・


作戦室。画面の中のアマギ。
「返事はまだか。30分後にもし返事がなければ、次に東京を攻撃する。イエスかノーか、その答えが欲しい」(アマギ)
←東京を攻撃しなくても、もう十分、地球は破壊されてますよ・・・

「敵の基地はまだ発見できんのか?」(ヤマオカ長官)
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「クラタ君にも手伝ってもらっているんですが…」(キリヤマ)
←いやいや、極東基地や国防軍を総動員しろよ・・・

「長官、30分といえば時間がなさ過ぎます。対策会議どころじゃありませんよ」(マナベ参謀)
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「この際、降伏もやむを得ません…。町は大混乱です…」(タケナカ参謀)
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アキオ少年の作戦本部でテレビニュースを見るダン。
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「…各駅とも避難する群衆が押し寄せ、大混雑となっております。東京も遂にゴース星人の魔の手にかかり、廃墟となってしまうのでしょうか…」(登坂アナウンサー)
←世界各国が火の海なのに、東京は呑気だなぁ・・・


作戦室。
戻ってきたクラタ、フルハシ、ソガ。
「敵の基地がわかりました!クマガタケの地底です!」(クラタ)
「クマガタケは活火山ですが、その噴火口が出入り口になっているんです」(フルハシ)
「長官、一刻を争うときです。マグマライザーに時限爆弾を積んで自動操縦で敵の基地に突っ込みましょう」(キリヤマ隊長)
「待ってください!敵の基地にはアマギが捕まっているんです。奴はどうするんですか?」(ソガ)
「何を言うんだ!この際、人間ひとりの命にかまっている場合ではない」(クラタ)
「君がアマギを思う気持ちはよくわかる。だが彼だってウルトラ警備隊だ。自分の命よりも人類すべてのことを大事に思うだろう…」(クラタ)


このやり取りをビデオシーバーで見ていたダン・・・
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←ビデオシーバーってこんな事できるんだ・・・完全に盗撮だよね(笑)

あまりの状況に、居ても立ってもいられなくなったダンは、おもわず外に飛び出した。
そして、ウルトラ・アイをゆっくりと取り出した…。
両手で装着しようとしたその瞬間。
「やめろ!」(セブン上司)
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目の前に、夢枕に立っていた姿があった。
「やめるんだセブン。今度こそ本当に死んでしまうぞ!」(セブン上司)

そこにダンを照らすライトの灯りが…。ポインターである。
アンヌがダンを迎えにやってきたのだ。
「アキオ君って子供が教えてくれたの、ダンがここにいるって…」(アンヌ)
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「なぜ、逃げたりなんかしたの?」(アンヌ)
背を向けたダンに問いかけながら、近づくアンヌ。
「ねぇ、答えて…」(アンヌ)
精一杯やさしく問いかけるアンヌ。
しかしアンヌは、ダンの様子がいつもと違うことに気づいた。


遂に、この瞬間が・・・


ゆっくりとアンヌへ振り向き、口を開く…。
「アンヌ・・・僕は、僕はね・・・人間じゃないんだよ!・・・M78星雲からきた、ウルトラセブンなんだ!」(ダン)
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告白の瞬間、クラシックBGMが流れる・・・(シューマン 「ピアノ協奏曲 イ短調 54番」)

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「びっくりしただろう…?」  (ダン)
「うぅん…、人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンにかわりないじゃないの…。たとえ、ウルトラセブンでも…」 (アンヌ)

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「ありがとう、アンヌ!」  (ダン)


その時、作戦室では・・・
「マグマライザー発進!」(キリヤマ)
迷いを振り切り、非情の指令を発するキリヤマ隊長。
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「今、話した通り、僕はM78星雲に帰らなければならないんだ…。」 (ダン)
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そして、あの有名なセリフが・・・

「西の空に、明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。…それが、僕なんだよ!」  (ダン)
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「…さよならアンヌ!」  (ダン)
「待って、ダン!……行かないで!」(アンヌ)

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「アマギ隊員がピンチなんだよ!」(ダン)
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アンヌの願い空しく、セブンに変身するダン・・・

あっという間に、秘密基地のあるクマガタケへ。
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ゴース星人の秘密基地に潜入。
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無事、囚われの身のアマギを救出。
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突入するマグマライザー。
地底ミサイルが誘爆し大爆発とともにゴース星人の秘密基地は吹き飛んだ。
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その時、地面が割れて何かが現われた。
セブンに切断された手足をサイボーグ化された、改造パンドンである。
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セブンに向かう改造パンドン。
しかしセブンに戦う力は残っていない・・・
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ダンの悲壮な姿に耐え切れないアンヌは、顔中の涙とともに心痛を吐露する。
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「ウルトラセブンの正体は、アタシたちのダンだったのよ!」 (アンヌ)

「M78星雲から、地球を守るために遣わされた平和の使者で、自分を犠牲にしてまでこの地球のために闘っているんだわ!」 (アンヌ)
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「でも、もうこれが最後の闘いよ!…ダンは、自分の星に帰らなければならないの!」 (アンヌ)

「…行こう!…地球は我々人類、自らの手で、守りぬかなければならないんだ!」(キリヤマ)
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セブンを援護する隊員達。
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アイスラッガーをパンドンに取られるセブン。
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クラタは、ダンへの罪滅ぼしのつもりか、改造パンドンの気を引こうと決死のアタックを敢行する。
一瞬の隙が出来た…。
その間に攻略のチャンスを得たセブンは、見事な反撃で改造パンドンを葬った。
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決まり手:アイ・スラッガー逆操作、首落とし。
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戦いは終わった・・・
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最後の力を振り絞って、西の空に飛んでゆく…。
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「…明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ…」(ダン)

光を見送るダンの仲間たち。
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「ダンは死んで帰っていくんだろうか…。もしそうなら、ダンを殺したのは俺たち地球人だ…」 (ソガ)

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「…奴は傷ついた身体で最後の最後まで、人類のために闘ってくれたんだ!ダンを殺したのは俺たちなんだ……。あんないいやつを…」 (ソガ)

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「そんなバカな!ダンが死んでたまるか…、ダンは生きている。…きっと生きてるんだ。遠い宇宙から、俺たちの地球を見守ってくれるさ。そしてまた、元気な姿で帰ってくる!」 (フルハシ)

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涙が頬を伝うアンヌは意を決したように、力強くうなずく。
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いつかまたダンと会える日が、きっと来る。


さようなら、ダン…。
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「ウルトラセブン 完」







<今週の宇宙人>
・幽霊怪人:ゴース星人
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・身長:2m
・体重:70㎏
・出身:ゴース星
・特技:ゴースバルーン、怒りまくり
・弱点:セブンが弱ってなかったら敵ではない

・双頭怪獣:パンドン
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・身長:40m
・体重:1万5千t
・出身:ゴース星
・特技:火を吐く
・弱点:セブンが弱ってなかったら敵ではない

・M78星雲人:セブン上司
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・身長:豆粒ほど~40m
・体重:豆粒ほど~3万5千t
・出身:M78星雲、光の国
・特技:説得
・特徴:セブンと瓜ふたつ


<ゲスト出演者>
・登坂アナウンサー役:篠原大作さん
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「太陽にほえろ!」「特捜最前線」などで活躍された俳優、声優さんです。

・小池姉弟の母親役:益田愛子さん
詳細データなし

その他、アキオ少年、アキオ少年のお姉さんは出演者ロールに入ってないので、不明です。


<ロケ地>
・世田谷体育館(ダンがバスケをする体育館)


<撮影秘話>
・地底ミサイルが襲う世界の主要都市の映像は、映画「世界大戦争」(東宝、1961年)からの流用だそうです。海から見たマンハッタンのビル群、自由の女神像の映像、世界各地のミニチュアの映像(ロンドン、パリ、モスクワ)、そしてモブシーンも流用されているとのことです。





約1年に渡りお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーは、今回で終了となります。
ご愛読ありがとうございました!

次回からは・・・「怪奇」な事件を科学の力で究明する、あの男たちの活躍が・・・・!



・・・といきたいところでしたが、ちょっと考えまして・・・


今年2017年は、「ウルトラセブン」が1967年10月に放送されてから、ちょうど50年。

なので本来、「魅惑のセブンの世界・・・」は、2017年10月1日から来年の9月8日までに掲載すればよかったのですが・・・ちょっと先走っちゃいました(笑)。


なので、次回作は、2018年9月から掲載することとし、それまでの間は・・・


ウルトラシリーズでお馴染み、「再放送!」をしてみたいと思います!

また大好きな「セブン」が見られますよ!(笑)
※決して手抜きではありません・・・




・・・という訳で、「ウルトラセブン」放送50年目にあたる、2017年10月1日にまたお会いしましょう!




以上、「魅惑のセブンの世界・・・」のコーナーでした!






(C)円谷プロダクション



Posted on 2017/09/08 Fri. 19:00 [edit]

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魅惑のセブンの世界・・・ その48  


毎度おなじみ、「魅惑のセブンの世界」のコーナーです!




約1年に渡ってお届けして参りました「魅惑のセブンの世界・・・」、遂に!あの最終話(前編・後編)です!!


まずは前編のこの回!



ウルトラセブン第48話「史上最大の侵略(前編)」

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<制作データ>
放映日:1968年(昭和43年)9月1日
制作話数:第48話
脚本:金城哲夫
監督:満田かずほ
特殊技術:高野宏一



<あらすじ>

ダンの私室。
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汗まみれで、寝ながら苦しんでいる。
あまりの寝苦しさに、おもわず跳ね起きる。
起き上がって汗をふき、隊員服に着替える。

無人の廊下を勤務交代のため、ホーク発射場に向かうダン…。
エレベーターの中では壁によりかかり、降りてからも、足取りは重い。
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ソガが、反対側から口笛を吹きながら小走りにやってきた。
「AM300現在、大気圏外ポイント728方面パトロール終了。異常なし」(ソガ)
「はぁ、交代します」(ダン)

覇気のないダン。

「ダン、顔色が冴えないぞ…。どっか悪いんじゃないのか?・・代わってやろうか?」(ソガ)
「大丈夫です、じゃあ…」(ダン)

「ダン!」(ソガ)

振り向くダンに、ガムを投げるソガ。
「元気出せよ」(ソガ)
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自分もガムを口に入れながら、笑顔でダンを送り出す。


定時宇宙パトロールへ出発したホーク2号。
しかし、操縦席のダンは、目が眩み、焦点すら定まらない。
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(脈拍360…、血圧400…、熱が90度近くもある…原因は何だ?…この異常な症状が、もしや…)(ダン)

半死状態のダン、そこに緊急通信が入った。
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「こちらステーションV3、こちらステーションV3。ホーク2号応答せよ、ホーク2号応答せよ!」(クラタ)
「はい、こちらホーク2号」(ダン)
「ポイント701方面に飛行物体発見。現在マッハ1.3のスピードで移動中。進行方向地球、こちらの呼び掛けに応答なし、ただちに追跡撃墜せよ!」(クラタ)
「了解」(ダン)



飛行物体は円盤だった。
ダンは、機首レーザー砲で攻撃を開始するが・・・当たらない。
目が霞み、円盤が何重にも写る。。。
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「ホーク2号、何をやっているんだ…目を開いているのか、ボヤボヤするな!」(クラタ)

ますます目の霞むダン。敵は反撃に転じた!
懸命にかわすホーク2号。しかし、ついに被弾…。
(ダメだ…、体が…)(ダン)
火を噴くホーク2号。

「バカモン!搭乗者は誰だ?名前を言え、名前を!」(クラタ)
「はい…モロボシダンです…」(ダン)
「モロボシ…?貴様タマの撃ち方も知らんのか!」(クラタ)


クラタは、ホーク2号を追い抜きながら、機体の様子を確認する。
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問題もなく不時着が可能であろう、と判断すると・・・
「ケツに火が点いているぞ…。不時着して、昼寝でもするんだな。防衛軍のエリートさん」(クラタ)
と、相変わらずの悪態を言い放ち、円盤追跡に転じた。

不時着するホーク2号、ダンは気を失っている…。
円盤を攻撃するクラタ隊長。
命中!煙を吐きながら山中に墜落、爆発する円盤。


メディカルせンター。
「うう…う~ん…」(ダン)
ベッドから起き上がろうとするダン。
「ダン、起きちゃダメよ!」(アンヌ)
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「ホーク2号が大爆発を起こしたのよ…。クラタ隊長からの連絡がもう少し遅かったら、助かってなかったかもよ」(アンヌ)
「平気だよ」(ダン)
「いけないわ…。身体に自身のある人ほど、身体の欠陥を知らないものよ・・・さぁ、静かにして…」(アンヌ)
(体が思うように動かない…。すべて駄目になってしまったんだろうか…)(ダン)



射撃訓練場。クレー射撃をするダン。
しかし、一発として当たらない…。

体育館。バスケットボールをするダン。
いくらシュートしても入らない…。
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鉄棒で懸垂すら出来ない…、身体が上がらない…。
マットの上で大の字になる汗まみれのダン。
(ダメだ!…ダメだ!…)(ダン)

そんなダンをアンヌが見守っていた。
そして、つぶやく。
「ダン…、ひとりで何をそんなに苦しんでいるの?」(アンヌ)



作戦室。隊長の訓示を聞くのも大儀なダンは、訓示が終わるや否や廊下に飛び出す。
気遣うアンヌは、すぐに後を追いかける。

廊下。
「ダン、いけないわ。すぐ精密検査を受けましょうよ。体の内部を徹底的の調べてみる必要があるわ!」(アンヌ)
逃げるように立ち去ろうとするダン。
「どうしたのダン、何でもないことじゃないの。レントゲン写真と心電図をとるだけなんだから・・・ねっ、アタシのお願いも聞いてちょうだい。さっ…、行きましょ!」(アンヌ)
「ほっといてくれ!」(ダン)
「ダン!」(アンヌ)

思わずアンヌに八つ当たりをする、焦燥のダン。


ダンの私室。ダンは、隊員服のままベッドに横たわっている。
すると、枕元にゆらゆらとセブンと同じ姿が浮かび上がる。
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「340号!いや、地球での呼び名にしたがって、ウルトラセブンと呼ぼう。君の体は過去の侵略者たちとの激しい闘いによって、多くのダメージを受けた…これ以上、地球にとどまることは非常に危険だ。ウルトラセブン、M78星雲に帰る時が来たのだ!」(セブン上司)
「しかし、この美しい星は狙う侵略者たちは、あとを絶たない、僕が帰ったら地球はどうなるんだ…?」(ダン)
「セブン、今は自分のことを考えるべきだ。…地球にとどまることは、死を意味するのだ…」(セブン上司)
「元の体には戻れないのか?」
「それには、M78星雲に帰る必要がある。君の体は人間とは違うんだ!」(セブン上司)
「今は帰れない…。地球に恐ろしいことが起こりそうなんだ!…このまま、放っておくわけにはいかん…」(ダン)
「ひとつだけ忠告する。闘ってこれ以上、エネルギーを消耗してはならん。M78星雲に帰ることができなくなってしまう…。変身してはいかん!」(セブン上司)


ウルトラ・アイが、壁掛け時計の方向に飛んで行った。

寝ながら喋っていたダンは、夢から覚めたように飛び起きる。
胸ポケットに手をやる。
「あっ…」(ダン)
ない!、ウルトラ・アイがない!
今のは夢ではなかったのだ…。
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ウルトラ・アイは、壁掛け時計に引っ掛っていた。。。


ゴース星人の基地。
地球攻略のため、最高首脳会議が開催中である。
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首領が決断をし、地球攻撃計画が発動されたようだ。史上最大の侵略が始まったのである。



「緊急事態発生、緊急事態発生!」(クラタ)
V3からの緊急通信が地球に向けて発せられた。
「ポイント580方面に、飛行船状の物体をキャッチ。地球に向って移動中!ただちに攻撃態勢に移れ!」(クラタ)
作戦室の通信機器の前で、ひとり夜勤のダン。
クラタからの緊急通信も、耳鳴りがひどくて聞き取れない。
あまりの耳鳴りに、ヘッドホンを投げ出してしまう。
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その間に悠々と宇宙貨物船が地球に接近していた。

正気に返るダン。あわてて緊急招集をかける。
作戦室に集まる隊員たち。
「どうした?」(キリヤマ)
「はぁ、未確認飛行物体が地球に侵入します…」(ダン)
「なにぃ!ウルトラホーク出動スタンバイ!」(キリヤマ)

緊急発進するホーク1号と3号。


飛行中の宇宙貨物船。
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接近し攻撃するウルトラホーク。
しかし、敵からの反応は全くない。
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「変だなぁ…。隊長、中には誰も乗ってないんじゃないですか?」(フルハシ)
疑問を口にするフルハシ。

ホークからの迎撃を受け、荒れ地に着陸する敵の貨物船。
「ソガ、アマギ…。着陸して地上から攻撃だ!」(キリヤマ)
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着陸して合流した隊員たちは、3班に分かれて、宇宙貨物船を包囲しようとする。

その時ソガとアマギは、一瞬亡霊のような者を見た。
一歩二歩、近づくアマギ。
突如、ゴース星人が現われ、アマギに攻撃を仕掛ける。
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ゴース星人が放った小さな稲妻のような光は、アマギを包む球状のカプセルとなって空中に舞い上がった。
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「アマギ!」(ソガ)
目の前で、連れさらわれるアマギ…。

「ソガ、大丈夫か?」(キリヤマ)
「アマギがやられました」(ソガ)
「チキショー」(フルハシ)

エレクトロ・H・ガンで、宇宙貨物船を攻撃するフルハシ。
続いて銃撃に入る全隊員。激しい攻撃。すさまじい煙…。
やがて、宇宙貨物船の扉が開き、双頭の怪獣が姿を現わす。
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再び激しい銃撃が始まった。
しかし、パンドンは双頭の二つの口から交互に火炎を吐く。
その火炎は、キリヤマ隊長たちの周囲に炎の輪をつくった。
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激しく燃え盛る炎の輪の中で逃げ道を失った、キリヤマ隊長、フルハシ、ソガの3人。
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「アンヌ、ホーク3号で火を消すんだ。頼む!」(ダン)
半死半生のダン、隊長たちをアンヌに託す。

そして、ウルトラ・アイを取り出そうとしたその時・・・
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「待て!変身してはいかん!」(セブン上司)
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あのシーンが脳裏をよぎった…。

悔しそうにウルトラ・アイを地面に叩きつけるダン。

隊長たちは炎の輪で、身動きが取れない…。
パンドンは一歩ずつ近づいてくる。
意を決したモロボシダン。
仲間を救うために、命を削る道を選んだのである。
「デュワッ!」
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決死の体当たりでパンドンの進行を押さえる。
しかし、押さえるのがやっとである。立っているのもままならないセブン…
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ホーク3号のアンヌ。何回も旋回しながら消化剤を撒く。
やがて、炎の輪は鎮火した。
消化剤の白煙の中で、キリヤマ隊長、フルハシ、ソガたちは無事のようである。


エメリューム光線を発射するが、パンドンまで届かない…。
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さらに襲いかかるパンドン。
アイ・スラッガーも叩き落された…。
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そこにアンヌが必死のミサイル攻撃を仕掛けた。
パンドンの注意が、ホーク3号に向けられる…。
その瞬間、アイ・スラッガーを拾ったセブンは、居合斬りよろしくパンドンの手足を切断。
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崩れるように倒れるパンドン。
残る力を振り絞って、ダンの姿に戻る。
そして、崩れ落ちるように倒れこんだ…。
パンドンから受けたダメージで、顔面血だらけである。
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メディカルセンター。
ダンがベッドに横たわっている。
緊張の面持ちのキタムラ博士。
「助かりますか?」(キリヤマ)
博士に詰め寄るキリヤマ隊長。
「……」(キタムラ博士)

そこにクラタがやってきた。
「クラタ!、V3は何をやっていたんだ!そっちからの連絡が早ければ、モンスターは宇宙で始末できたのに…。アマギは拉致され、ダンは再起不能のキズを負った。V3の責任だぞ!」(キリヤマ)
クラタは、それは俺のセリフだ、と言わんばかりの表情で、
「俺はちゃんと連絡をとった。しかしそっちからウンともスンとも返事がないんで、気になって降りてきたんだ…。当番が居眠りでもしてたんだろ!」(クラタ)
「そんな、バカな!…誰だ。ゆうべの当番は…?」(キリヤマ)
「…ボ、…ボクです…」(ダン)

やっとの思いで口を開くダン…。
「また、お前か!」(クラタ)
ベッドのダンにつかみかかろうとするクラタ。
クラタを止める、キリヤマ隊長、ソガ、アンヌ。
「一度ならずも二度もミスを犯すなんて…。それでも地球防衛軍の隊員か!無線機が故障だなんていわせんぞ!通信室で何をやっていた!…イビキでもかいて寝てたんだろう!」(クラタ)
「ウッ……ウウッ…」(ダン)

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「自業自得だ。おいキリヤマ!人に文句を言う前にな、自分の部下の教育をするんだ!」(クラタ)
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ひとくさり悪態をつき、バツが悪そうな顔で、出て行くクラタ。


痛みがひどくなったのか、さらに苦しむダン。

「悪魔のような侵略者から地球を守るために戦ってきたウルトラセブンにも最期の時が近づいていた。もう二度と再び立ち上がることはできないのだろうか…。死んではいかん。地球は、まだ君を必要としているのだ。がんばれ!モロボシダン。ウルトラセブン、生きるんだ!」(浦野光)

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「ダンは今、必死に死神と戦っているんだわ…」(アンヌ)
「がんばるんだ、ダン!」(ソガ)
「負けるんじゃないぞ、ダン!」(フルハシ)


しかし、苦しんでいたダンのうめき声が、止まった・・・?


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・・・後編に続く。








(C)円谷プロダクション





Posted on 2017/09/01 Fri. 19:00 [edit]

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